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「学びのフェス2024夏・山種美術館」清水事務局長のFree Walk【16】

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連合は、労働組合の認知度向上やイメージアップに向け、毎日新聞社主催の「学びのフェス」に2015年から出展している。今年も3月に「学びのフェス2024春」が世田谷区の昭和女子大学で、8月に「学びのフェス2024夏」が実践女子大学渋谷キャンパスで開催された。

毎日新聞社主催 学びのフェス

ワークルールや労働者の権利などについて、小学生を対象にすごろく形式で楽しく学んでもらうワークショップとして出展している。連合のブースには「春」約250名、「夏」は約400名の来場者で、終了後のユニオニオンとの記念写真もあり、5回のワークショップは大いに盛り上がっていた。

「こんな学校ってどう思う!?」ワークルールや労働者の権利を学ぶ連合のすごろく

連合本部のほか、日本教職員組合の「知っていますか?子どもの権利」、航空連合の「飛ばそう、わたしたちの飛行機」のブースも出展されていた。

左上:日本教職員組合「知っていますか?子どもの権利」のブース
右上:航空連合の「飛ばそう、わたしたちの飛行機」のブース
下:連合のワークショップ


JR山手線の恵比寿駅から、久しぶりに都バスに乗って「山種美術館」を訪れた。山種美術館は、山種証券(現SMBC日興証券)の創設者である山崎種二氏のコレクションをもとに、日本初の日本画専門美術館として1966(昭和41)年に中央区日本橋兜町に開館された美術館だ。その後、1998(平成10)年に千代田区三番町への仮移転を経て、2009(平成21)年に現在の渋谷区広尾に移転した。今回の訪問は、UAゼンセンで役員をされ、連合のアタッシェ(在外日本国大使館派遣者)としてタイ王国にも赴任された経験を持ち、現在、公益財団法人山種美術財団の事務局長を務める中村暁郎さんからご招待を受けたことがきっかけだ。7月20日(土)~9月23日(月)まで、【特別展】没後25年記念『東山魁夷と日本の夏』が開催されている。
私は千葉県在住だが、市川市に「東山魁夷記念館」がある。東山魁夷は、1908(明治41)年に生まれ、1999(平成11)年に没した昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家と言われている。市川市の名誉市民にもなっている。私はもともと、単色で幻想的な東山魁夷の「白馬の森」や「緑響く」などの作品が好きだったが、他の作品も是非鑑賞してみたいと思っていたので、大変素晴らしい経験ができた。展示されていた作品では、川端康成の言葉を契機に、東山魁夷が京都の風情と季節のうつろいを格調高く描いた連作「京洛四季」の『秋彩』と山種美術館が所蔵する『年暮る』が強く印象に残った。

左上:山種美術館の入口
右上:連作「京洛四季」の『緑潤う』
下: 【特別展】没後25年記念『東山魁夷と日本の夏』の看板


8月7日、暦の上では立秋を迎えたが、連日35℃を超える猛暑が続くなか、渋谷区の二か所を訪ねた今回の散歩、楽しいひと時を過ごすことができた。まだまだ残暑厳しき折、皆さん、どうぞご自愛ください。

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