日本における労働組合の種類とそれぞれの役割

実は、労働組合の形式には、様々な種類があるのです。同じ会社の労働者が集まって結成されたものや、同じ産業内で結成されたものなど、それぞれの組織がそれぞれの役割を担っています。あなたの職場に労働組合があれば、気軽に扉を叩いてみてください。

  1. 単位組合(企業別組合)
    同じ会社の労働者が集まってつくる組合。
    主な役割
    • 職場環境や待遇などの改善。

    ※働いている地域で一人からでも加入できる「地域ユニオン」という労働組合もあります。

  2. 産業別組織
    同じ業種の会社にある労働組合が集まってつくる組合。
    主な役割
    • 同業種の人たちと協力し、その業種の未来のことについて話し合う。
  3. ナショナル・センター
    産業別労働組合が集まってつくる、その国の労働組合を代表する組織。
    主な役割
    • 業界の枠を越え、働く人の悩みを共有し、課題を解決する。
    • 働く人のくらしについて、政府と話し合う機会を設ける。
  4. ITUC(国際労働組合総連合)
    世界のナショナル・センターが集まってつくる労働組合の国際組織。
    主な役割
    • 世界中で働く人たちが暮らしやすいと思える社会づくり。
    • 労働問題で課題を抱える貧しい国に対する援助。

労働組合が実現できること

  1. 組合員の不満・苦情などを会社側に伝えやすくし、職場の風通しを良くする。
  2. 職場のルールや賃金・労働時間などを話し合いで決められるようにし、労働条件を改善する。
  3. 不当な解雇や安易なリストラなどをなくし、雇用を安定させる。
  4. 働きぶりが公正に評価され、納得して働ける職場環境に改善する。
  5. 経営に関する情報を入りやすくし、透明性を増す。
  6. 倒産や企業売却などの時に力になる。

さらに組合員が、上部団体(産業別組織や連合など)に加盟した場合…

  1. 労使関係づくりや組合運営のアドバイスを受けられるようにする。
  2. 万が一、会社側とトラブルになった時、全面的にバックアップする。
  3. 同業他社の状況や労働条件などについて、情報交換ができるようにする。
  4. スケールメリットを活かした各種共済制度などの利用を可能にする。

一方で、雇う側にもメリットがあります

  1. 働きやすい職場になると、従業員の意欲が向上し、業績も上がる。
  2. 情報の共有化が進むと、無駄がなくなり、仕事の効率がアップする。
  3. 従業員の意識や、不満の改善に向けた意見など、生の声を把握できる。
  4. 職場で起きている問題を早く把握でき、コンプライアンスの強化につながる。
  5. 個別労使紛争を未然に防ぐことができる。

働く側、雇う側、双方にとってメリットがある労働組合の活動。職場環境が改善し、働く人の意欲が上がれば、それが会社の業績にもつながる。そんな好循環を生み出すきっかけになれるのも、労働組合の魅力のひとつなんです。一方で、「実際に、組合に入る、組合をつくるとなると面倒そう」という声も出てくると思います。しかし、ご安心ください。連合がお手伝いします。

労働組合の入り方・つくり方

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