JEC連合では、2014年度まで「植林ボランティア」としてフィリピンやタイを訪れ、植林活動とともに現地の子どもとの交流を通した現地の実情を自ら体験する活動を行ってきた。また、2015年度からは「海外連帯ボランティア」と名称を変更し、植林を通した環境に対する支援のほか、教育の機会に恵まれない児童を中心としたヒトへの支援も加え活動を展開している。
コロナ禍であることから海外に派遣しない国際的支援活動を検討し、今年はNPO法人 go share協力のもと、現地フィリピンとWEBでつなぎ、子どもたちと交流を行いました。
開催直前の2021年12月、フィリピンに上陸した台風22号の影響で、現地がインフラとライフラインが止まってしまっている苦しい状況であるとの一報があり、当初より予定していた支援物資も「学用品や生活品」から生きるための物資「お米やお菓子」に切り替えたことにより、まだ現地政府の支援が行き届いていいない離島へ、いち早く物資を届けることができました。
また当日は、現地の状況や物資配布の様子を事前に撮影した動画を視聴しました。
交流では、団体活動地の現状や社会課題に触れ、教育の必要性を学ぶとともに、自己紹介や文化紹介、歌やダンスを通じて異文化交流をおこない、緊張している子どもたちが多くいましたが、参加者の各自創意工夫をした積極的なコミュニケーションにより、充実した異文化交流は無事に終了しました。
開催日時:2022年1月24日(月)10時~16時
場所:ステーションコンファレンス川崎+WEB
≪概要≫
・寄付活動報告
・スラムコミュニティの子どもだちとの交流会
(社会課題レクチャ-、自己紹介、インタビュー)
・離島スラム バーチャル訪問
(動画視聴、スラム出身のソーシャルプロジェクト紹介)
・異文化交流
(両国から食を通じたランチ紹介)
・ユースメンバー、子どもたちとの交流
(文化紹介、ダンス・歌の披露)
協力団体:NPO法人 go share
https://goshare.jp/
JEC連合
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