連合ニュース 2026年

 
2026年09月10日
2026平和行動in根室を開催
~北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)の返還! 日ロ平和条約の締結を~
 連合は、9月5日から6日にかけて「2026平和行動in根室」を現地・根室市で開催しました。なお、この「2026平和行動in根室」については、これまでと同じく、外務省、内閣府(北方対策本部)、独立行政法人北方領土問題対策協会からの後援を受けました。
 



<9月5日(1日目)>
【北方四島学習会】13:30~16:30
北方領土問題に対する理解を深め、北方領土返還要求運動を進めるため、北方領土問題の経緯や現状、課題と展望について学び、元島民が故郷・北方四島に寄せる想いを聞く「北方四島学習会」を実施し、計464名が参加しました。
Aコース(計171名)
場所 北海道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)2階「交流センター」
内容 (1)「ふるさと北方四島への想い」
 講師 古林貞夫氏(元島民、国後島出身)
    児玉泰子氏(北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長、
          元島民、歯舞群島・志発島出身)
   (2)「北方領土の軍事的価値」
 講師 小泉悠氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
 
Bコース(計62名)
場所 北方四島交流事業船「えとぴりか」(根室港停泊)
内容 (1) 「海から見た北方領土問題」
  講師 山田吉彦氏(参議院議員)
   (2)「北方領土の自然と日露関係の打開策」
  講師 本間浩昭氏(特定非営利活動法人北の海の動物センター理事)
 
Cコース(計231名)
場所 根室市総合文化会館1階「小ホール」
内容 (1)「北方領土をめぐるこれまでの議論と北方領土根室研究会の
     これまでの取り組みについて」
講師 久保こころさん(北海道立根室高等学校北方領土根室研究会)
   (2)映画『ジョバンニの島』上映
 
<9月6日(2日目)>
【2026平和ノサップ集会】11:00~11:55
「2026平和ノサップ集会」を、望郷の岬公園で、「北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)の返還! 日ロ平和条約の締結を!」をテーマに開催し、全国の構成組織・地方連合会から計719名が参加しました。
 
登壇者からの発言要旨については以下のとおりです。
 
主催者挨拶 神保政史・連合事務局長
 北方領土問題の早期解決と日露平和条約締結に向けた外交努力の必要性を確認するとともに、ロシアによるウクライナ侵略など国際情勢を踏まえ、平和の尊さと平和運動の継続の重要性を共有した。あわせて、元島民の高齢化や故郷へ自由に戻ることができない現状を重く受け止め、参加者一人ひとりが家庭・職場・地域で平和の思いを広げていくことを呼びかけた。
 
地元挨拶 須間等・連合北海道会長
 元島民の高齢化・減少が進む現状を踏まえ、早期返還の必要性が強調された。 ロシアによる平和条約交渉の中断、ビザなし交流の停止、北方墓参の未再開、北方領土における実効支配の誇示に対し、強い抗議の意思を表明し、参加者に対して、北方領土問題の歴史的経緯を正しく理解し、返還要求運動を仲間や次世代へ継承していくことを呼びかけた。
 
来賓挨拶 谷内浩史・北海道公営企業管理者
 北海道知事代読の挨拶で、北方領土返還への強い意志と国民の協力呼びかけが示された。ロシアのプーチン大統領の択捉島訪問に抗議し、外交交渉と交流事業の早期再開を推進。署名運動や啓発活動を継続し、洋上と航空の慰霊を実施。元島民の高齢化に対応し、粘り強く返還運動を展開する方針。
 
来賓挨拶 石垣雅敏・根室市長
 長年の取組と根室市への支援に感謝を述べるとともに、北方領土問題の早期解決に向け、運動の継続と全国への発信の重要性を訴えた。北方領土は旧ソ連による不法占拠から81年経過し、元島民の高齢化が進む中、早期解決が一層強く求められている。日露関係は厳しい状況にあり、平和条約交渉や北方四島交流事業等の再開見通しは立っていない。北方領土問題を根室地域だけでなく日本全体の問題として発信し、関係団体と連携しながら運動を継続していく必要性を訴えた。今後も連合等と連携を図り、元島民及び市民の思いを全国へ発信し、北方領土問題の解決に向けた世論喚起に努める。
 
来賓挨拶 山本茂樹・北方領土問題対策協会理事長
 連合による継続的な返還要求運動への参画に対し、感謝と評価が示された。北方領土を取り巻く情勢は厳しいものの、政府や関係機関と連携し、冷静かつ粘り強く返還要求運動を進める。SNSの活用、大学生向けゼミナール、教育委員会向け研修など、若年層を重視した啓発事業を展開。えとぴりかの利活用や洋上慰霊を通じ、北方四島交流等事業への理解促進と元島民への援護を継続する。北方領土の一日も早い返還実現に向け、全国の関係者と連携し、返還要求運動の裾野拡大と啓発活動を継続していく。
 
元島民の訴え 古林貞夫・元島民国後島出身
 快晴の日には海の向こうに見える近くて遠い故郷が、一日も早く返還されるよう北方領土返還要求運動を継続してきたが、未だに返還は実現されず、墓参の道も閉ざされている。 故郷に戻ることが叶わなかった同胞たちの墓前に良い知らせを報告できるまで、返還要求運動の灯を消すことなく取り組みを進めて、仲間や次世代への継承を呼びかけた。
 
登壇者からの発言の後、連合島根、連合中国ブロック連絡会が取り組んでいる「竹島領土権確立に向けた取り組み」について、澁谷崇裕・連合島根中部地域協議会大田地区会議議長より特別報告を受けました。
その後、2027平和行動in沖縄に向けて、連合平和行動旗・ピースフラッグを連合北海道須間会長から連合沖縄平良事務局長へと引き継ぎ、小松優太・JP労組根室支部根室地区連合執行委員による集会アピール採択の後、淺野康敏・連合北海道釧根地域協議会会長の発声による「がんばろう三唱」で閉会となりました。
 
なお、「2026平和ノサップ集会」の様子は、後日連合公式YouTubeチャンネル「RENGO TV」にアップいたします。
 
また、連合の「北方領土返還要求運動」は、下記をご覧ください。
 
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/kizuna/peace/hoppou.html
 
以上をもって、2026年の平和4行動(沖縄、広島、長崎、根室)を無事に終えることができました。平和を求める運動を次世代につなげていくため、連合はこれからも平和4行動に取り組んでいきます。
 
 
  • 神保政史・連合事務局長による主催者代表挨拶.jpg
  • 須間等・連合北海道会長による地元挨拶.jpg
  • 来賓挨拶 谷内浩史・北海道公営企業管理者(鈴木直道・北海道知事の挨拶代読).jpg
  • 石垣雅敏・根室市長による来賓挨拶 (2).jpg
  • 山本茂樹・独立行政法人北方領土問題対策協会理事長による来賓挨拶.jpg
  • 古林貞夫氏(元島民、国後島出身).jpg
  • 澁谷崇裕・連合島根中部地域協議会大田地区会議議長より特別報告
  • ピースフラッグリレー