事務局長談話

 
2012年07月03日
民主党議員の離党届提出に関する談話
日本労働組合総連合会
事務局長 南雲 弘行

  1.  7月2日、民主党の衆議院議員38名、参議院議員12名が離党届を提出した。国民のために政治を前に進めなければならないこのときに、今回の事態は極めて遺憾である。

  2.  2025年には高齢化率が30%を超える見込みであるなど、わが国の少子高齢化は急速に進行しており、社会保障と税の一体改革を通じた、持続可能で国民が安心できる社会保障制度の一日も早い構築が求められている。
     連合は、2011年6月に「新21世紀社会保障ビジョン」「第3次税制改革基本大綱」をとりまとめ、政府と与野党に「全世代支援型」の社会保障制度への改革を働きかけてきてきた。こうした立場から、今国会での社会保障・税一体改革関連法案の速やかな成立を期待するものである。

  3.  この間、いわゆる「ねじれ国会」のもとで、「何も決まらない政治、前に進まない政治」が続いてきた。東日本大震災からの復旧・復興、経済の立て直しなど、極めて重要な課題に直面する中で、政治に対する国民の不満は増すばかりである。今、政治の停滞は許されず、与野党の建設的な論議こそが求められている。

  4.  政権・与党である民主党の国会議員は一人ひとりが、与党議員としての自覚と責任を、改めて再認識する必要がある。そして、民主党は、速やかに体制を立て直し、政策決定に支障がないよう取り組まなければならない。   
     連合は、民主党が国民にとって真に必要な政策決定を行える政治を進めることを期待するとともに、引き続き政府・与党と連携をはかり、政策・制度の実現に向けて取り組んでいく。


以上