組合づくり(組織拡大・強化)

 

労働組合をつくろう

労働組合のつくり方

 連合では、労働組合づくりのサポートをしています。
 労働組合の権利は法律で守られていますが、経営者側との交渉は力関係で決まりますので、初めから少人数の組合にするのではなく、従業員の過半数~大多数を組織する組合づくりをめざします。労働組合のつくり方は、その企業や団体の状況によっても変わりケース・バイ・ケース。連合ホームページに掲載している、「安心して働きたい~労働組合の必要性~」や「組合づくり基礎講座(動画)1~4章」を参考にしていただきながら、まずは連合のなんでも労働相談ホットライン「0120-154-052」にご連絡ください。組合づくりの専門家(オルガナイザー)が、お話を伺います。(相談無料、秘密厳守)

過半数代表を確認しよう

 労働組合は、職場で働く労働者の過半数で組織していることが重要です。
 なぜなら、労働者の過半数で組織している労働組合(「過半数労働組合」と呼びます)でなければ、使用者(会社)と労使協定を結ぶことができないからです。
 過半数労働組合でない場合は、労働者の過半数を代表する「過半数代表者」が、使用者と協定を締結することになります。
 ここで注意が必要なのは、同じ職場で働く「すべての労働者の過半数」であることです。正社員だけでなく、パートタイマーやアルバイトなども含まれます。過半数労働組合ではなかった場合、締結した労使協定は無効になります。
 また、労働者間の民主的な選出ではなく、使用者の意向によって選出された過半数代表者による労使協定も無効となります。

労働組合ハンドブック(サンプル)の活用

 労働組合を結成して、組合活動をスタートさせるとき「組合活動は何をするのだろう?」「組合員への説明は何を話したらいいのだろう?」という疑問を持たれると思います。そんなときは「労働組合ハンドブック」を器材の一つとして活用してみてください。