会場の様子
連合は、2026年10月23日(金)、ジェンダー平等を推進し、多様性が尊重され持続可能な社会の実現に向けた機運の醸成、労働組合および職場・社会における男女平等参画、ジェンダー平等の推進を目的として、2026連合ジェンダー平等推進中央集会を開催しました。集会は対面とオンラインを併用して行い、対面では構成組織・地方連合会等から718名(女性359名・男性359名・その他0名)、オンラインでは714アカウントがWeb視聴しました。
冒頭、主催者を代表し芳野友子会長は、「男女雇用機会均等法施行当初と比べると、法律や職場の制度整備は着実に進んだが、女性活躍を阻む様々な障壁の解消には至っていない。地方における女性を中心とした若者の流出も課題であり、就職先や働き方の選択肢の少なさ、男女間賃金格差、さらには慣行・慣例などの構造的課題が背景にある」と述べた上で、「本集会が、誰もが自分らしく働き続けられる未来に向けて、具体的な行動に移していく契機となるよう祈念する」と挨拶しました。
以後、藤原美典中央執行委員の司会で集会を進行しました。畠山薫総合政策推進局長は基調提起において、ジェンダー平等を取り巻く日本の現状と課題、地方における女性活躍推進の現状について触れた後、連合「ジェンダー平等推進計画」に取り組む意義や必要性について述べ、「連合本部、構成組織、地方連合会が一体となり、ジェンダー主流化で自分らしく、働き続けられる未来を実現しましょう」と提起した。
次に上智大学法学部の三浦まり教授が「職場から、地域から、ジェンダー主流化で実現しよう!」と題して以下の内容について基調講演を行いました。
〇職場におけるジェンダー主流化
〇男性組織で女性はどう生きのびるのか?
〇地域におけるジェンダー主流化
〇都道府県版ジェンダー・ギャップ指数
〇労働組合の課題の掘り起こしとジェンダー主流化
〇なぜ女性リーダーを増やすべきか?
基調講演の内容を受け、神保政史連合事務局長をコーディネーターとして、三浦まり上智大学法学部教授、田中俊之大妻女子大学人間共生学部教授、櫻井彩乃一般社団法人GENCOURAGE代表理事、中島裕子連合愛知事務局長によるパネルディスカッションを行いました。
職場、地域に関わらず、ジェンダー平等を実現するため、若者、女性、男性、職場、地域、それぞれの視点から課題を掘り下げ、女性や若者をはじめ、多様な人の声が意思決定の場に反映されるためには何が必要か、何を変えていくべきかについて考えを深め、誰もが参画できる組織づくり、一人ひとりが自分らしく働き続けられる未来に向けたディスカッション行いました。参加者からの質問も多数寄せられ、活発な意見交換が行われました。
集会アピールは、上杉理恵連合和歌山女性委員会幹事により提案され、採択されました。
閉会の挨拶に立った櫻田あすか副会長は「従来の発想や取り組みに固執することなく、組合活動や地域活動、職場での活動に活かしていただくとともにジェンダー平等・多様性の推進に全力で取り組むことを全体で誓い合いたい。共に頑張りましょう」と述べ、集会を終了しました。