連合ニュース 2026年

 
2026年07月16日
「働かせ放題にNO!働くルールに、私たちの声を」総決起集会を開催
主催者挨拶を行う芳野友子会長
 7月16日、連合は「働かせ放題にNO!働くルールに、私たちの声を」総決起集会をオンラインで開催し、約350名が参加しました。

 本集会は、真の「働き方改革」のための「労働基準関係法制」の実現に向けて、連合が一丸となって取り組みを一層推進していくことを目的に実施したものです。

 冒頭、主催者を代表して芳野会長が「労使で『働き方改革』の取り組みを積み重ねてきたが、いまだに長時間労働や過労死等はなくなっていない。いま求められているのは、長時間労働につながりかねない裁量労働制などの規制緩和ではなく、誰もが健康で豊かな生活時間を確保できる労働時間法制だ。すべての働く仲間の力と声を結集し、働く者のための法改正を実現しよう」と強く訴えました。

 続いて、神保事務局長から、日本成長戦略会議などでの議論状況についての情勢報告を行い、「労働市場改革分科会とりまとめでは、連合が求めた勤務間インターバル制度などが盛り込まれた一方、裁量労働制の対象業務拡大や変形労働時間制の要件見直しなど規制緩和につながる内容も明記されたことは問題だ。ただ、具体的な議論は労政審で行うとされたため、これからが正念場だ」として、今後の取り組みへの決意を述べました。

 その後、北野副会長、井尻連合大阪会長から力強い決意表明がありました。
 北野副会長からは、「『働き方改革』を後退させかねない規制緩和は看過できない。勤務間インターバル規制や『つながらない権利』の確立をはじめ、長時間労働からの脱却、生活時間の保障に向けた法改正こそが急務である。組織の内外を越えて声を結集し、社会全体に大きなうねりを広げていこう」と述べました。
 井尻連合大阪会長からは、「長時間労働を助長しかねない裁量労働制の拡充のほか、労基署の運用見直しを含めて、中小企業や地域で働く仲間からも強い懸念の声が上がっている。長時間労働の是正や過労死ゼロに逆行する緩和などもってのほかだ。地方連合会も組織を挙げて全力で取り組んでいく」と述べました。

 最後に、袈裟丸副会長が「真の『働き方改革』のための『労働基準関係法制』実現に向けたアピール(案)」を提案しました。出席者一同で同アピールを採択し、すべての働く仲間の力を結集し、長時間労働の是正と健康で豊かな生活時間を確保できる労働時間法制を実現することを誓い合い、集会を締めくくりました。
以 上
  • 情勢報告を行う神保政史事務局長
  • 決意表明① 北野眞一副会長
  • 決意表明② 井尻雅之連合大阪会長
  • 集会アピールを提起する袈裟丸暢子副会長