連合ニュース 2025年

 
2025年11月19日
芳野会長、「男女共同参画会議有識者議員との懇談会」で意見表明
  11月17日(月)、「男女共同参画会議有識者議員との懇談会」が中央合同庁舎8号館で開催され、「今後の男女共同参画の取組」について、意見交換が行われました。
黄川田内閣特命担当大臣(男女共同参画)は、「女性が政治、政策、外交の中心にいることは、社会の意識を変える大きな力となる。男女共同参画には、意思決定プロセスへの女性参画、女性の所得向上、男女間賃金格差の是正、健康課題への対応など、取り組むべき課題が多くある。女性活躍がさらに加速するよう職責をしっかり担っていく」と述べました。
  連合の芳野会長は、平均家事時間の男女間格差と週間就業時間60時間以上の雇用者の割合について触れ、若い世代を中心に仕事と生活に対する意識も変わる中、男性の就業時間の削減や男女ともに家事・育児に携わることができる両立支援の充実を行うべきと述べたうえで、策定中の第6次男女共同参画基本計画では、それらが達成可能な目標値の設定を求めました。
  また、選択的夫婦別氏制度や女子差別撤廃条約の選択議定書の早期締結などを「第6次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」に盛り込むべきことなども指摘しました。
   なお、第3号被保険者制度については、附帯決議にもとづく対応を早期かつ着実に実施し、将来的な廃止に道筋をつけるべきであると述べました。
 
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