連合ニュース 2025年

 
2025年03月05日
「女性リーダー養成講座」を開催!
~全国から58名の未来の女性リーダーが受講!~
参加者のみなさん
2月21日~22日の2日間で、「女性リーダー養成講座」を開催し、構成組織・単組、地方連合会から58名の女性組合役員・女性組合員が参加しました。
 
井上副事務局長は、「この講座は、2002年から開催している。我々の先輩たちが女性の学習する機会を作りたいという思いでスタートした。年代、経験、地域が違う女性組合役員同士の連携およびネットワークをどんどん広げて欲しい。受講を通じてスキルアップをしていただくことはもちろん、今回学んだことを各自の組織で広めていただきたい」と挨拶しました。
 
次に、小原総合政策推進局長から、「ジェンダー平等の推進、多様性を認め合う社会の実現に向けて」と題し、本部提起を行いました。国連のSDGsにおけるジェンダー平等の位置づけや男女間賃金格差をはじめとした日本の女性活躍推進の取り組み状況、連合「ジェンダー平等推進計画」フェーズ2の概要とともに、組織や社会の持続可能性を高めるため、「労働組合における男女平等参画」「職場・社会におけるジェンダー平等の推進」が必要であることを説明しました。
 
続いて、株式会社ソラーレの東浩司代表から、「女性のためのスキルアップ研修」と題して、自信をもって発言・行動する秘訣や労働組合における男女平等参画・ジェンダー平等推進のために女性リーダーが果たす役割の講義を受けました。複数回のグループワークを交えつつ、「インポスター症候群」への注意喚起や「心理的安全性の効果」「習慣を変えることの重要性」などを学びました。最後に「誰もが活躍している職場」をテーマに、班ごとに寸劇を発表し、講義への理解を深めました。
 
2日目は、「働く女性と労働法」と題し、日本大学の神尾真知子名誉教授より、労働組合役員として知っておくべき、労働基準法や労働組合法をはじめ、男女雇用機会均等法、女性活躍推進法など労働関係法令の基礎的な知識についての講義を受けました。また、事前課題として各自の職場における女性活躍推進法の事業主行動計画を調べた上で、各班で意見交換と発表を行い、労働組合の役割を認識し理解を深めました。
 
  • 東浩司(株)ソラーレ代表取締役による講義
  • 神尾真知子日本大学名誉教授による講義
  • 会場の様子
  • グループワークの様子