手交の様子
連合は、12月23日、日本維新の会に対して2025年度予算編成等についての要請を行いました(要請書は添付参照)。
冒頭、清水事務局長より「与野党間で進めている政治改革に関し、国民や連合の意見を踏まえた真摯な検討をお願いするとともに、来年度予算や施策に連合の考えが反映されるよう連携をお願いする」と今回の要請趣旨を述べました。
その後、前原共同代表から次の挨拶がありました。「賃上げが重要であるとの認識は連合と全く同じである。その他、所得制限なしの高校無償化の早期実施を優先課題として教育無償化に取り組む他、社会保険料引き下げを通じた国民負担軽減にも注力してゆく。2025年度予算編成において連合の要望を踏まえ共闘していきたい」
続いて清水事務局長から要請書を手交した後、冨田総合政策推進局長より要請書のポイントについて説明を行いました。その後、労働市場の流動化策、教員の処遇改善、独立財政機関の設置、働き方改革の今後の方向性など幅広く意見交換を行いました。
最後に、岩谷幹事長から「与党の過半数割れにより国会の様相が変化する中、野党間で対立するデメリットは今までになく大きくなっており、政策実現のためには野党間の連携が不可欠である。連合には政策実現に向けた共闘のためのアドバイスと支援をお願いしたい」との発言がありました。
以 上