連合ニュース 2024年

 
2024年02月20日
「女性リーダー養成講座」を開催!
~全国から40名を超える未来の連合女性リーダーが受講!~
参加者のみなさん
 2月16日~17日の2日間で、「女性リーダー養成講座」を開催し、構成組織・地方連合会・単組から45名の女性組合役員・女性組合員が参加しました。
 冒頭の主催者挨拶で小原総合政策推進局長は「この講座は、労働組合役員として必要となる労働法の基礎知識や女性リーダーに期待される役割などを学ぶと同時に、女性組合役員同士の連携・ネットワークづくりを目的としている。しっかりと学び、仲間づくりをして欲しい。」と述べました。続けて「ジェンダー平等の推進、多様性を認め合う社会の実現に向けた取り組み」と題し、小原総合政策推進局長が連合の取り組み内容や国際比較を含めた日本のジェンダーギャップの現状と課題、意思決定の場に女性が参画することの重要性などについて説明しました。
 
次に、「自分らしくいきいきと活動するための極意」と題して、株式会社ソラーレの東浩司代表にグループワークを交えた講演をいただきました。「心理的安全性の高い職場づくりの必要性や快適な空間を抜け出し、少し背伸びをして仕事の幅を広げることで成長できる」などの講演を通じて、男女平等参画・ジェンダー平等推進のために労働組合において女性リーダーが果たす役割について学びました。最後に、まとめとして「10年後のありたい姿」と題して各グループでシナリオを作成し、寸劇の形で発表しました。
 
2日目は、「労働組合役員として知っておくべき労働法の基礎」と題して日本大学の神尾真知子名誉教授に講演をいただきました。講演では労働組合役員として知っておくべき、労働基準法や労働組合法をはじめ、男女雇用機会均等法、女性活躍推進法など労働法の基礎的な知識について、その背景も含めて学びました。また、各自の職場における女性活躍推進法の事業主行動計画を事前に調べ、グループディスカッションを通じて、労働組合の役割を認識し理解を深めました。
 
最後に、小原総合政策推進局長が「知識は力なり。2日間で得たものを各職場に持ち帰って、一緒に学んだ仲間と連携しながら、今日の気づきを忘れずに今後の取り組みを進めて欲しい。」とまとめ、閉会しました。
  • 小原総合政策推進局長による本部提起
  • 東浩司(株)ソラーレ代表取締役による講義
  • グループワークの様子
  • 神尾真知子日本大学名誉教授による講義
  • 講義の様子