連合ニュース 2023年

 
2023年12月06日
日本維新の会に対し2024年度予算編成等について要請
要請書手交の様子
 12月6日、連合は日本維新の会に対して2024年度予算編成等に関する要請を行いました。
 
 冒頭、清水秀行事務局長より次の挨拶を行いました。
 「連合は12月1日の中央委員会において方針を確認し、2024春季生活闘争の取り組みを始めた。物価高など現下の厳しい状況を乗り越え、そして少子化や労働力人口の減少など国力にかかわる重大な問題を解決するには抜本的な対策が必要である。本日は2024年度の予算編成、税制改正に向けた要請させていただく。働く者、生活者の声として受け止めていただき、来年通常国会での議論を通じてぜひ反映いただきたい」
 
 続いて、日本維新の会の馬場伸幸代表から次の挨拶があった。
 「昨日、東京都が私立高校の授業料を無償化するとの報道があった。大阪では、日本維新の会による徹底的な行財政改革で生み出された財源によって、すべての教育の無償化を目指しており、近隣の県にも広がりを見せている。国民から預った税金を1円でも多く国民にダイレクトに届けることが私たちの方針である。本日の貴重な意見を日本維新の会の政策提言にも反映できればと考えている」 
 
 その後、清水事務局長による要請書の手交、各総合政策推進局長による要請内容の説明後、意見交換を行った。

 最後に、藤田文武幹事長から次の発言があった。
 「補正予算の緊要性への問題意識、揮発油税の『当分の間税率』の廃止、教育の無償化、マイナンバーの徹底活用、給付付き税額控除など、われわれの改革の方向性と重なるところは多い。引き続き、連合の考えをしっかり聞き、われわれの政策提言がより深みのあるものに進化していけるよう努力していきたい」
 
以 上