L7参加者
連合は4月6日~7日、G7議長国のナショナルセンターとして、G7公式エンゲージメントグループの1つであるL(レイバー)7によるサミット、「L7サミット2023」を開催しました。
L7サミットとは、G7サミットに対し働くものの主張などを反映させることを目的として毎年開催されるもので、サミットの前にG7各国のナショナルセンターや国際労働組合総連合(ITUC)、OECD労働組合諮問委員会(TUAC)などの代表が一堂に会し、政策議論や首脳への要請などを実施しています。
開会式で芳野会長は、唯一の戦争被爆国のナショナルセンターとして、ロシアのウクライナ軍事侵攻を最大限の言葉で非難し、恒久平和と核兵器廃絶の実現などを訴えました。また、日本国内では「人への投資」の拡大や男女間の賃金格差の是正や性的指向・性自認に対する差別禁止の法制化などに取り組んでいく決意を述べました。。その後の政策セッションでは、公正な移行や人への投資、ビジネスと人権などに関する議論が行われました。
L7サミットの成果としてL7声明を取りまとめ、G7広島サミット議長の岸田首相への手交も行いました。また、次期議長国であるイタリアへの引継ぎ式やミャンマーの現状報告なども行われました。