連合ニュース 2023年

 
2023年03月30日
フードバンクかながわへ食料支援品を贈呈しました。
清水事務局長から食料品の贈呈
連合は3月28日、清水事務局長がフードバンクかながわを訪問し、「賃上げ実現・くらし支援 あしたを変える連合緊急アクション」の取り組みの一環として、2月25日のパレードの際に受け付けた食料支援品を贈呈しました。
 
フードバンクかながわの藤田事務局長は「連合緊急パレードの1日でここまでの支援品を集めていただいたことに感謝申し上げる。今後の連携も是非お願いしたい。フードバンクの利用者はコロナ禍で一気に増え、3月の緩和以降も増え続けている。寄付も増えているが、現状では生活困窮者の1割も支援できておらず、受け入れ施設や物流はパンク寸前の状態であり、フードバンクを各地に増やす必要がある。また、今の貧困は、こどもが学校でなじめるように最初に服、次にスマホ、最後に食事という順になっており実態が見えにくい。誰でも声をあげられるような仕組み作りが必要だ」と連合への期待とフードバンクが直面している課題について述べられました。
 
清水事務局長からは「連合緊急アクションの取り組みの中で、生活困窮者の生活支援と労働者の賃上げを全国で訴えてきた。その集大成として開催されたパレードで、呼びかけをしたところ、多くの参加者が支援品を持ってきてくださった。フードバンクに関する報道や組合の機関紙などの記事を読んで、生活困窮者支援に対する意識をもっていたのだと思う。これから本部や地域のメーデーなどでも同様の取り組みを実施していく」と、今回の緊急アクション以降も継続的に生活困窮者支援を行っていくことを述べました。
  • 寄贈された食料品について説明を受ける清水事務局長
  • 寄付米の不足について説明を受ける清水事務局長