連合（日本労働組合総連合会）

連合は3月20日、芳野会長がキッズドア(※)を訪問し、「賃上げ実現・くらし支援 あしたを変える連合緊急アクション」の取り組みの一環として、2月25日のパレードの際に受け付けた文房具支援品を贈呈しました。






芳野会長からは「連合はこれまでも生活困窮者支援に取り組んできた。今回、コロナ禍と急激な物価高が家計を直撃しており、中間層と呼ばれる人たちへも大きな影響を与えている。弱い立場に置かれている人ほど声はあげにくく、そうした方々に対しての支援の必要性を社会全体で共有していくためにも、引き続き連合が先頭に立って発信を続けていきたい。」と述べ、今回の緊急アクションにとどまらず、連合が今後も継続的に生活困窮者支援を行っていく決意を伝えました。

キッズドアの渡辺理事長からは「連合の日頃からの支援に改めて感謝を申し上げる。キッズドアが支援活動を進める中で、日々の生活に困っている方が着実に増えていることを実感している。貧困が理由で、学びたくても学ぶことができない子どもが増えることは社会全体にとって大きな損失である。困っている人ほど声をあげにくい現状があり、こうした状況を改善するためにも、連合の取り組みと発信力に期待したい」と語り、今後の活動の連携も踏まえた関係強化に向けた期待が述べられました。

※キッズドアとは
認定NPO法人で、すべての子どもが夢や希望を持てる社会を目指して活動。経済的な事情で教育を受けることのできない子どもたちに対して、学習支援、居場所支援、キャリア／体験活動などの機会を提供している。