トークセッションの様子
連合は5月21日、「医療・介護フェス2022 ~安心と信頼の医療と介護 中央集会~」をYouTubeでライブ配信し、全国の組合員らがオンラインで参加いたしました。この中で、コロナ禍の中、医療・介護現場の最前線で働く人の労働環境やさらなる処遇改善の必要性を確認しあいました。
冒頭、主催者を代表して芳野友子会長が挨拶し、「誰もが安心してくらし働き続けられるよう、医療・介護の充実が不可欠。だからこそ医療・介護現場の処遇改善で職場に人材が集まるようにしていかなければならない」と強調。「ジェンダー平等の課題は、労働者をとりまく様々なところにある。本日の医療・介護フェスをきっかけに、処遇をはじめとする医療・介護現場の課題を、すべての働く仲間とともに打破していく取り組みにつなげていこう」と呼びかけました。
続いて、ジャーナリストの迫田朋子さんをモデレーターに迎え、第1部は「コロナ禍・人材不足」、第2部は「処遇改善」をテーマに、トークセッションを2部構成で行いました。
セッションに先立ち、“現場の声”として医療・介護現場で働く人たちに事前にインタビューした動画を紹介しました。その後、UAゼンセンの品田茜さん(オンライン参加)、自治労の河村典子さん(同)、ヘルスケア労協の炭谷かおりさん(同)、厚生労働省老健局総務課の橋本敬史課長、同省保険局総務課の榊原毅課長、佐保昌一総合政策推進局長より、コロナ禍での現場の状況や処遇改善の必要性について意見を交わしました。
トークセッションの後、小林妙社会保障PT座長(JAM総務グループ長)より、医療・介護現場の最前線で働く仲間の声を踏まえ、人材確保と処遇改善を求めるアピールを読み上げ、厚生労働省の橋本課長と榊原課長にそれぞれに手渡しました。
YouTubeにて医療・介護フェスの視聴、資料のダウンロードが可能です。
【医療・介護フェス2022 ~安心と信頼の医療と介護 中央集会~】
https://youtu.be/z7Sf3mqkz7w