連合ニュース 2021年

 
2021年01月15日
内閣府「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」からヒアリングを受ける
井上総合局長がコロナ禍での女性を取り巻く現状の説明と課題の提起
井上久美枝総合推進局長(2019.3 撮影)
 内閣府が2020年9月30日に設置した「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」(座長:白波瀬佐和子 東京大学大学院人文社会系研究科教授)の第5回会合が12月24日にWebで開催され、連合がヒアリングに招かれました。
 
 井上久美枝総合政策推進局長は、資料(添付)にもとづき、コロナ禍での女性を取り巻く現状や課題について説明・提起を行いました。具体的には、連合「コロナ禍における雇用・生活対策本部」の取り組みの一環としての「コロナ禍におけるジェンダー平等課題に関する意見交換会」を紹介するとともに、連合が実施した各種世論調査結果や「なんでも労働相談ホットライン」への相談内容の集約結果等を引用しながら、

 〇女性の待遇改善のための同一価値労働・同一賃金の取り組み、
 〇ジェンダー統計の重要性、
 〇テレワークに起因する労働時間や育児負担の増大等の負の側面への対策、
 〇信頼できる公的な相談体制の整備や民間レベルでの取り組みの支援、
 〇固定的性別役割分担意識の払拭や育児等を社会で支える仕組みの充実、

等について指摘を行いました。

<内閣府 コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会(第5回) 資料>
 https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/covid-19/sidai/05.html
以 上