連合ニュース 2020年

 
2020年10月02日
第83回中央委員会を開催
中央委員会を開催
 連合は10月2日、東京都内で第83回中央委員会を開催し、役員・中央委員・傍聴者などあわせて約300名(うちWEB参加者約150名、女性参加者の割合は23.9%)が出席しました。

 冒頭挨拶の中で神津会長は、2020年7月豪雨について触れ、連合の緊急カンパで70,561,164円もの浄財を集約し、9月23日に熊本県へ義捐金として届けたことを報告し、この間の組合員をはじめとする協力に謝意を表明しました。
 また、連合岩手における不正経理の発覚について、各方面にお詫びを述べるとともに、信頼回復に向け、組織全体での緊急点検、再発防止策を講じていく旨を表明しました。

 続いて、賃上げの重要性について、「最低賃金はもとより、賃金の引き上げは、一人ひとりの生活を支えるためにも、そして経済の持続性を確保するうえでも、大変重要な意味を持つことは言うまでもありません。新型コロナウイルスの見えない感染リスクと日々闘っている働く仲間においても、切実な思いがあります」「連合の2020春季生活闘争は、コロナ禍による先行き不透明感が強まる中にあっても、賃上げの流れを継続させ、とりわけ中小組合や有期・短時間・契約等労働者の賃上げが格差是正につながる健闘を見せたことは、ご承知のとおりです。しかし、このトレンドはまだ連合の中にとどまっていると言わざるを得ません。来年に向けて、連合として月例賃金にこだわり、分配構造の転換につながる賃上げに取り組むことの重要性に変わりはありませんが、これを、すべての働く仲間が得られることのできる成果にしていくためには、学識経験者の知見を取り込みつつ、政労使の枠組みでの社会対話により、認識を共有していくことが不可欠であり、その重要性を重ねて強調しておきたいと思います」と述べました。

 また、働く仲間・生活者本位の政策実現に向けた政治との関係について触れ、「今回、めざした大きな塊に向けて、今なお余地を残した現実に私たちは、真正面から向き合わなければなりません。多くの有権者からすれば、いろいろあったようだが結局党名も代表も継続か、という見え方もあるでしょう。連合の多くの組合員にとっても見えている風景に大きな差はないように思います。立憲民主党と国民民主党が解散し大同団結したという決して小さくない意義は、より、注目されて然るべきです。ただし、現状を考えるにつけ、大同団結に向けたプロセスの中で垣間見た政治の世界の方々のこだわりの意味を認識しているのは、そこに関心を持って取り組んでいる私たち労働組合役員の範囲にとどまっていると言っては言い過ぎでしょうか。政治は冷徹なパワーゲームです。権力維持へのただならぬ執着を基礎に置く、政府・与党からすれば、年内の総選挙を含め、自身にとり最善のタイミングでの解散は、自明の利です。新党・立憲民主党の枝野代表が、有権者の「選択肢」たらんとする発信を今後、より確かなものにしていかなくてはなりません。そして、私たちが抱えている状況は、かくも困難なものであるということを認識しなければならないと思います。相当の覚悟をもって、粘り強く取り組んでいかなければなりません。なんとなれば、それをできるのは私たちしかいないのですから。そのためにもモードを変えていかなければなりません。政治の世界からの影響をはねのけて、命とくらしを守るニューノーマル、新しい標準を確立するために、攻めのモードへ転換をはかっていくことが不可欠だということを、あらためて強調しておきたいと思います」と述べました。

 最後に、「アフターコロナの社会像を見極めた今こそ、『私たちが未来を変える』ときです。これを具体的に実行へ移していく連合第16期の後半年、こうした決意をあらためて誓い合って、幅の広いまっすぐの道をしっかりと歩んでいくために、ともに頑張りましょう!」と呼び掛けました。

  【神津会長挨拶(全文)はこちら】

 活動報告では、「一般活動報告」「2020年度会計決算報告・決算剰余金処分(案)」「2020年度会計決算監査報告」が確認されました。

 協議事項では、次の4つの議案が確認されました。
  第1号議案:役員選出
  第2号議案:表彰
  第3号議案:2021年度活動計画(案)について
  第4号議案:2021年度予算(案)について

 最後に、ガンバロー三唱に代えて全体の拍手をもって、閉会しました。

 
以 上
  • 議長団を務める近藤中央委員(電機連合)
  • 議長団を務める石塚中央委員(電力総連)
  • 挨拶をする神津会長
  • 活動報告を行う相原事務局長
  • 全体の拍手をもって閉会
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