連合ニュース 2020年

 
2020年09月11日
第3回「労働政策対話」を実施
~今後に備え引き続き対話の場を~
第3回「労働政策対話」に臨む連合側出席者
 連合と政府は、コロナ禍の職場への影響と「新しい生活様式」における働き方の課題をテーマとし、3回にわたり政府との政策対話を実施することとしています。8月21日開催の第2回に引き続き、8月25日に開催された第3回では、運輸関係や情報・通信、郵便・保険、化学・医療・エネルギーの現場における状況と課題について意見交換を行いました。
 
 冒頭、加藤厚生労働大臣より「コロナ禍において社会インフラの維持を担っていただき感謝申し上げる。職場における感染拡大防止チェックリスト策定や、『エッセンシャルワーカー』に対する積極的な労災認定など、安心して働ける環境づくりをめざしていく。引き続き、現場の生の声を聞かせてほしい」と挨拶がありました。次に、木原内閣総理大臣補佐官が「『新たな日常』に向けて、事業主による感染防止対策の充実を持続化給付金で支援していく。社会インフラを支える方々からの声を寄せていただき、働く現場の状況や要望を把握していきたい」と述べました。
 
 続いて、神津会長が「前回の対話では、宿泊業や旅行業、航空や鉄道などへの対策実施につき要望を受け止めていただき感謝する。今回の参加者は、感染のリスクと闘いながらも社会の基礎を支えるべく様々な産業で働く者の代表者。『新しい生活様式』における働き方について、引き続き活発な意見交換をお願いしたい」と述べました。
 
 次に、各副会長より①新型コロナウイルス感染拡大防止に関する業種別ガイドラインの遵守状況や職場への影響、②「新しい生活様式」における働き方をテーマに、社会インフラならではの感染対策の難しさや、取引業者間の相互連携に加え労働者個人への意識啓発と顧客の理解醸成の重要性、テレワークの課題、不特定多数の顧客との接触が不可避な業務全般への労災休業補償給付の拡大の検討、「エッセンシャルワーカー」への定期的なPCR検査とワクチン接種が可能な体制の構築など、産業構造と現場の実態を踏まえた報告や提言が行われました。
 
 最後に、神津会長が「政府の重要な政策につき政労使の対話を深める重要性を益々認識した。コロナ禍で働き方や雇用にも影響が出ており、今後に備え引き続き対話の場を設けていきたい」と述べました。加藤厚生労働大臣と木原内閣総理大臣補佐官は「今回の成果を政府で共有し同様の取り組みにつなげていきたい」と締めくくり、閉会となりました。
  • 加藤厚生労働大臣による冒頭挨拶
  • 木原内閣総理大臣補佐官による挨拶
  • 神津会長による冒頭挨拶