連合ニュース 2020年

 
2020年06月04日
財務省に対し「新型コロナウイルス感染症対策」「2020年度 連合の重点政策」について要請
要請書手交の様子
 連合は6月4日、財務省に対し、新型コロナウイルス感染症対策に関する要請、および2020年度 連合の重点政策に関する要請を行いました。
 
 冒頭、相原事務局長から、「今回のコロナ禍に対し、何よりも雇用に万全を期していきたいと思っており、ご理解ご協力をお願いしたい。経済財政政策は極めて重要だが、働き方やライフスタイルについてもこれを奇貨として新たな方向に向かっていきたい。」と挨拶を行い、藤川政人財務副大臣に要請書を手交しました。
続いて、仁平総合政策推進局長、佐保総合政策推進局長、井村総合政策推進局長が以下のポイントを中心に要請書の内容を説明し、予算への反映を求めました。
 
 これを受け、藤川政人財務副大臣から、「現下、感染拡大を受けた経済の急激な停滞で大変厳しい状況の中、産業の根幹を守って頂いている皆さんに感謝申し上げる。地域と雇用を守り抜く所存であり、先日閣議決定した第2次補正予算の迅速な成立と執行を目指す。与野党協議がまだまとまっていない部分もあり、皆様からも各所に働きかけて頂きたい。」旨のコメントを受けました。
 
<要請の主なポイント>
1.新型コロナウイルス感染症対策に関する要請
・雇用調整助成金の日額上限額引上げ、緊急対応期間の延長
・労働者が直接申請できる新たな給付金制度創設
・雇用保険の国庫負担割合の本則(4分の1)復帰
・住宅喪失者への住宅保障の強化
・経済社会のデジタル化のための環境整備への積極的支援
・マイナンバー制度を活用した正確な所得捕捉に基づく支援体制構築
・中小・小規模事業者への家賃支援
・困窮する学生への学費支援
 
2.2020年度 連合の重点政策に関する要請
・2021年度以降に必要となる復興財源の確実な確保
・第4次産業革命に伴う変化への対応と労使参画の枠組みの構築
・サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正な分配
・「公平・連帯・納得」の税制改革の実現
・あらゆるハラスメントの根絶とジェンダー平等の実現
・すべての労働者への社会保険(健康保険・厚生年金)の完全適用
・待機児童の早期解消と保育の質の確保
・公的年金の機能強化、基礎年金の財政基盤強化
・就学前教育から高等教育まですべての教育にかかる費用の無償化
・学校の働き方改革の実行と給特法の抜本的見直し
・ILO条約の中核的労働条約(第105号、第111号)の早期批准
 
以 上