連合ニュース 2020年

 
2020年01月28日
連合学習会「働き方改革関連法職場定着セミナー」を開催
会場の様子
 連合は1月27日、学習会「働き方改革関連法職場定着セミナー」を開催しました。本学習会は、2020年4月1日より同一労働同一賃金の施行および中小企業に対する時間外労働の上限規制適用が始まることを受け、対応のポイントや取り組み事例などの共有を通じ、働き方改革関連法の中小企業を含めた職場への定着をはかることを目的に開催したものです。学習会には構成組織・地方連合会など、総勢約150名が参加しました。
 
 主催者挨拶に立った石田 昭浩 副事務局長は、「春季生活闘争がいよいよ本格化する中、働き方改革関連法の内容を踏まえ、ワークルールの取り組みを如何に要求項目へ反映させていくのか、という観点が重要。セーフティネットを整備し、すべての者が働きやすい世の中を築いていくためにも、それぞれの組織や現場の実情に照らしつつ活発な議論を行い、今後の交渉に生かして頂きたい」と述べました。
 
 次に、北岡 大介 社会保険労務士が、パート有期雇用法および時間外労働の上限規制に関する労働基準法改正のポイントと、対応のための留意点について講演を行いました。講演後に行われた会場との質疑では、定年後継続雇用労働者に対する待遇のあり方、賃金制度改定への対応など、具体的な課題に対する取り組みについて多く質問があがりました。
 
 また、仁平 章 総合政策推進局長が、「働き方改革関連法の職場定着に向けた労働組合の取り組み」と題して、本部報告を行いました。報告では、同一労働同一賃金・時間外労働の上限規制等に関する法改正を踏まえた労働組合による具体的な取り組みを提起した上で、異なる雇用形態間における納得感の醸成や法を上回る取り組みなど、労使間の対話により実現していくことの重要性を呼びかけました。
 
 続いて、具体的な取り組み報告として、長谷川 強 KDDI労働組合副中央執行委員長、大園 敦 アルプス技研労働組合執行委員長、小松 俊之 UAゼンセン政策・労働条件局局員、浜田 圭佑 損保労連事務局次長がそれぞれ報告を行い、取り組みを進める上でのポイントや課題について、活発な質疑が行われました。
 
 最後に、仁平 総合政策推進局長が、「法律を如何に働く者の為に活かしていくのか、という観点が大切である。働く者のための働き方改革が職場・地域に根ざしていくよう各構成組織、単組、地方連合会で運動を展開して頂きたい」と締めくくり、学習会を閉会しました。
  • 主催者挨拶を行う石田副事務局長
  • 基調講演を行う北岡社会保険労務士
  • 仁平総合局長による本部報告
  • KDDI労組 長谷川副中央執行委員長による報告
  • アルプス技研労組 大園執行委員長による報告
  • UAゼンセン小松政策・労働条件局員による報告
  • 損保労連 浜田事務局次長による報告