連合ニュース 2019年

 
2019年09月13日
2019平和行動in根室
~北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)の返還!故郷への想いをつなごう!四島交流を進めよう!~
2019平和ノサップ集会
 北方領土は日本固有の領土です。北方四島返還と日ロ平和条約締結の実現をめざして、2019年の平和4行動の締めくくりとなる「2019平和行動㏌根室」を9月7日から8日にかけて北海道根室市で開催しました。昨年の「平和行動in根室」は、開催直前に発生した北海道胆振東部地震の影響により、やむを得ず中止としたことから2年ぶりの開催となります。
 


【9月7日・北方四島学習会】
 北方四島学習会には全体で640名が参加しました。
 オープニングとして、戦後間もない時期の北方領土や元島民の想いが描かれた「ジョバンニの島」を上映後、4つのセミナーに移りました。第1セミナーは、山根木晴久連合総合組織局長をコーディネーターに、石川一洋NHK解説委員、児玉泰子北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長、石垣雅敏根室市長、古宮山晴香北海道総合研究調査会情報企画部研究員をパネリストに迎え、「北方領土問題の現状と日ロ共同経済活動を前進させるために」をテーマにパネルディスカッションを行いました。第2セミナーは、「島のくらしと領土返還への想い」をテーマに元島民の鈴木咲子さんから、第3セミナーは「海から見た北方領土問題」をテーマに山田吉彦東海大学海洋学部教授から、第4セミナーは「『見えない壁』の向こう側」をテーマに本間浩昭毎日新聞社記者・北の海の動物センター理事から、それぞれ講演を受けました。
 
【9月8日・2019平和ノサップ集会】
 2019平和ノサップ集会を根室市納沙布岬・望郷の岬公園で開き1,000名が参加しました。集会のオープニングとして、釧路のフォークデュオ・ヒートボイスによる「ノサップの歌」が披露されました。
 集会冒頭、主催者を代表して相原康伸連合事務局長は、「日本固有の領土である北方領土が旧ソ連に不法に占拠されてから74年が経過した。この間返還交渉が続けられているが、依然としてロシアによる北方四島の不法占拠は続いている。戦後74年、元島民の方々も年齢を重ねられてきた。元島民の方々は、『生きている間に故郷に戻りたい。自由に島に行きたい』という強い想いを、ひとときも忘れたことがない。連合は、引き続き北方四島の返還と日ロ平和条約の締結が実現するまで取り組みを続けていく」と述べました。続いて、出村良平連合北海道会長から、「元島民の平均年齢が高くなっていることから、一刻も早い北方領土の返還が求められている。根室で納沙布で感じたことを職場・地域の仲間に伝えてもらいたい。戦争の爪痕でいまだに多くの方々が苦しんでいる。北方領土返還運動をさらに、強固に気運を盛り上げるために協力をお願いしたい」と地元歓迎あいさつが行われました。
 その後、河野太郎外務大臣、宮腰光寛内閣府特命担当大臣から届いたメッセージが読み上げられ、続いて諸星衛独立行政法人北方領土問題対策協会理事長、小玉俊宏北海道公営企業管理者、石垣雅敏根室市長、児玉泰子北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長から来賓あいさつ、ご臨席いただいた壬生勝則北海道議会議員、大内隆寛北海道北方領土対策根室地域本部長、鈴木咲子公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟の紹介と続き、元島民鈴木咲子さんから早期返還と今後の希望についての訴えがありました。松林重雄連合島根副事務局長から竹島問題の特別報告を受けた後、髙藤義弘連合長崎事務局長より、平和メッセージが述べられました。その後、出村良平連合北海道会長から大城紀夫連合沖縄会長へ連合ピースフラッグが手渡され、中澤愛樹根室地区連合副会長からアピールが読み上げられ採択後、最後に淺野康敏釧根地域協議会会長の発声で、参加者全員による北方領土早期返還と日ロ平和条約締結に向けた「がんばろう三唱」を行い、集会を終了しました。
 
【9月8日・ねむろ水産フェスタ2019】
 集会後、根室市歯舞漁港において、根室市、根室市観光協会、根室市歯舞漁業協同組合の協力を得て、秋刀魚などの根室の特産品を中心とした昼食会を開き、参加者は根室の食材を堪能しました。
 
 
  • 北方四島学習会第2セミナー・鈴木咲子さんによる講演
  • あいさつする相原連合事務局長
  • 出村連合北海道会長(右)から大城連合沖縄会長(左)へリレーされたピースフラッグ
  • ねむろ水産フェスタの様子