連合ニュース 2019年

 
2019年05月29日
「ILO総会に向けた記者勉強会」を開催
「仕事の世界における暴力とハラスメント」に関する条約採択に向けて
昨年を上回る数の参加者
 連合は5月28日、「ILO総会に向けた記者勉強会」~「仕事の世界における暴力とハラスメント」に関する条約採択に向けて~を開催しました。本勉強会は昨年の記者勉強会、記者報告会に引き続き、6月に迫った第108回ILO総会を控えて、5月に実施した職場のハラスメントに関する調査や総会での議論のポイントなどを説明し、条約の支持・批准に向けて社会的気運を醸成するために開催したもので、約40名のメディア関係や研究者が参加しました。
 冒頭、主催者を代表して井上久美枝・総合男女・雇用平等局長から「今国会で女性活躍推進・ハラスメント対策関連法案が成立予定だが、十分な内容とは言えない。ILO条約の採択を背景に国内法の整備を進めたい。本日は総会で予想される議論のポイントなどを共有させていただきたい」との挨拶がありました。
 次に、松野次長より5月に実施したインターネット調査「仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019」の結果を報告しました。この調査は職場や就職活動におけるハラスメントの実態を把握し、条約の必要性を訴えるために実施したもので、「職場でハラスメントを受けたことがある」人が全体の38%に上ることや、「就職活動中にハラスメントを受けたことがある」男性が20代で21%となっていることなど、ハラスメント対策を進めることの必要性を示すデータを報告しました。
 続いて、井上総合局長よりILO条約案でポイントとなる条文での議論の争点、日本の課題、労働者側(ITUC)の対応などについて説明しました。
 意見交換では、ILO総会での議論を反映した条文修正の可能性、労働者の「定義」を「適用範囲」と広げたことの意義、家事労働者への適用などについて質問・意見があり、ILO総会に向けた世論の盛り上げに向けて時宜を得た勉強会となりました。
                                                  以上

連合ホームページ(ILO総会に向けた特設ページ)
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/gender/stop_all_harassment/
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