連合ニュース 2019年

 
2019年04月27日
第90回メーデー中央大会を開催
格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!
式典会場の様子
 4月27日(土)、記念すべき第90回メーデー中央大会を開催しました。あいにくの肌寒い曇り空にもかかわらず、会場となった代々木公園には連合の組合員をはじめ、中央労福協、労金協会、全労済、退職者連合などの関係団体、NPO・NGOなどの諸団体から3万7千人の仲間が集まりました。
 
 昨年に引き続き、会場中央のステージを参加者が取り囲むスタイルで、芳野友子実行副委員長(連合副会長)による開会宣言で式典をスタート。
 最初に神津里季生実行委員長(連合会長)が主催者を代表して挨拶しました。神津会長は「日本のメーデーは99年前にはじまり、弾圧を受けて開催できなかった時を経て、今回90回の節目を迎えた。今、私たちはさまざまな難題を抱えているが、この99年間に積み上げてきた団結の力をもってすれば、どのような状況も乗り越えられる。」と呼びかけました。また、SDGs(持続可能な開発目標)について、「SDGsは、国境を超えて力を合わせていい世の中にしていこうという取り組み。特にディーセント・ワークの促進には、労使関係が、労働組合が必要。また、ジェンダー平等も世界の均衡ある発展に不可欠な課題だ。連合がリードして取り組んでいく。」と訴えました。最後に7月に行われる参議院選挙に触れ、「私たちの仲間が勇気を振り絞って手を挙げてくれている。何としても国会に送り出そう。」と述べました。
 
 来賓挨拶では、政府を代表して根本匠厚生労働大臣が「“36(サブロク)の日”を設定し、36協定をPRしていただいていることに感謝する。また、連合の被災地支援の取り組みに敬意を表する。厚生労働行政は課題が山積しているが、働くみなさんと議論を重ね、解決に取り組んでいく。」と述べました。
 続いて、メーデー中央大会を後援している東京都から、小池百合子知事が「東京2020大会に向け、都市ボランティアへの登録や“みんなのメダルプロジェクト”へのご協力に感謝する。東京都は女性の活躍を応援し、男女関わらず育児や介護と仕事が両立できる東京をめざす。みなさんと連携して都の政策を前へ進めたい。」と述べました。
 
 今年のメーデーでは、在日ビルマ市民労働組合のミンスイ会長が組合員のみなさんとともに登壇、外国人労働者の立場から訴えました。ミンスイ会長は「今日は岐阜から技能実習生として働く仲間も参加している。彼女たちは実習先で人権侵害を受けていたが、連合とJAMに相談し、今では安全な実習先にいる。外国人労働者が増えることは、日本経済の貢献にもつながる。私たちの問題に、みなさんの力を貸してください。」と呼びかけました。
 さらに、昨年の豪雨で被災された岡山県の守屋美雪さんが「高齢者が多い地域で、片づけもままならず途方に暮れていた。そこに連合がボランティアとして来てくださり、みなさんの体力・知力・技術力に助けられた。私の住む真備町は被災した辛さよりも、みなさんとの出会いが活力になっている。これからも見守ってください。」と述べました。
 
 最後に、永島理絵メーデー常任実行委員がメーデー宣言(案)を提案し、満場の拍手で採択されました。
 式典は、白川祐臣実行副委員長(連合東京会長代理)の閉会あいさつ、増本高大青年活動委員会(ユースター委員会)委員長のがんばろう三唱で閉会しました。
 
 会場では、第90回メーデー・記念イベントとして「メーデーを振り返る写真展」「みんなで90にチャレンジ 青空に叫ぶ」を開催、写真展には多くの人が足を止め、懐かしい写真に見入っていました。
 また、来年に開催を控えるパラリンピックを盛り上げるため、ボッチャの体験を行い、お子さんも含めてたくさんの人がボッチャを楽しみました。
 さらに、本年も日本プロ野球選手会OBのみなさんによる「子どもキャッチボール教室」と「キャッチボールクラシック」を行いました。キャッチボールクラシックには、9チームが参加し、電力総連Aチームが敗者復活から勝ち上がり、僅差で優勝しました。
 
 メーデー中央大会は、環境にやさしいメーデーを呼びかけており、会場内のゴミの分別を参加者にお願いしています。ゴミ分別回収所の運営は、今年も早稲田大学鵬志会のみなさんにご協力いただきました。
  • 主催者あいさつをする神津実行委員長
  • 根本厚生労働大臣
  • 小池東京都知事
  • ミンスイ在日ビルマ市民労働組合会長
  • 守屋さんによる被災地からのアピール
  • 永島常任実行委員によるメーデー宣言提案
  • 閉会あいさつをする白川実行副委員長
  • 力強いがんばろう三唱
  • 結集デモ
  • メーデー写真展に見入る参加者
  • 大人も子どもも楽しめるボッチャ
  • 子どもキャッチボール教室