連合ニュース 2019年

 
2019年02月13日
ITUCが第4回世界大会を開催
「労働者の力を構築する:ルールを変えよ」
第4回国際労働組合総連合 (ITUC)世界大会が2018年12月2日(日)-7日(金)にかけてデンマーク・コペンハーゲンで開催され、世界131カ国・地域の250組織より1,052名が参加しました。連合からは、神津会長を団長に代議員16名、顧問1名計17名が出席しました。

今回で4回目となる大会は、「労働者の力を構築する:ルールを変えよ」のテーマの下、あまねく使用者が労働者への責任を果たす世界の実現を目指し、1.平和、民主主義、権利、2.経済的な力の規制、3.グローバル・シフト―公正な移行、4.平等の4本柱からなる大会宣言文を採択し、2022年までの活動方針を決定しました。また国際労働運動の牽引役としてITUCがはたすべき役割、その組織・活動のあり方についても活発な議論が交わされた結果、ITUCの将来に関する声明「すべてのルールを尊重し、全行動様式を変えよ」が採択されました。神津会長も「主要な国際合意の履行に向け、ITUCが関係組織・機関との連携を尚一層高め、社会対話を強化することが必要。また地域組織の重要性を鑑み予算配分の見直を求める。」と発言しました。なお連合は2020年開催のNPT再検討会議に向けた取り組みの重要性も訴えたほか、連合/ITUC核兵器廃絶1,000万オンライン署名の開始を宣言しました。

「仕事の未来」、「組織化」、「賃金と不平等」をテーマにそれぞれ開催された分科会では、組織化推進に向けた連合の取り組みや連合ビジョン(仮称)を紹介したほか、気候変動に対する意見を述べ、また男女間賃金格差のパネルディスカッションに参加するなど、活発な意見反映を行いました。

また本大会では女性の参画推進、準加盟資格の明確化、執行委員会の意思決定力強化、事務局運営の改善、効果的な組織運営・活動推進を目的とした選出された指導部の設置、書記長選挙プロセスの明確化に関する9件の規約改正が提出、採択されています。

大会4日目に実施された次期書記長選挙には現職シャラン・バロウ氏とスザンナ・カムッソ イタリア労働総同盟(CGIL)書記長の2名が立候補し、バロウ氏54,783,316票(得票率:52%)、カムッソ氏50,196,465票(得票率:48%)で僅差ながらバロウ氏の勝利となりました。なお大会最終日には、執行委員会による選出に基づき会長(アユーバ・ワバ ナイジェリアNLC会長)、会長代行2名(カールペッター・スワルドソン スウェーデンLO会長、キャシー・ファインゴールド アメリカAFL−CIO国際局長)、書記次長3名(ビクター・バエスITUC南北アメリカ地域組織書記長、ママドゥ・ディアロITUC書記長代行、オーウェン・テューダー イギリスTUC欧州・国際関係局長)からなる新執行部の就任を確認しました。連合からは神津会長が執行委員会および運営委員会正委員、芳野副会長が執行委員会正委員として選出されています。

次のITUC世界大会は4年後、2022年に開催されます。
以上
  • 神津会長が全体会で発言
  • 核兵器廃絶1000万オンライン署名の開始を宣言