連合ニュース 2018年

 
2018年11月02日
すべての労働者の処遇改善と働き方の見直し~2019春季生活闘争中央討論集会を開催~
2019春季生活闘争方針策定に向けて活発に議論
 <スローガン>
今こそブレイクスルー!すべての労働者の処遇改善と働き方の見直し!


11月1日、ホテルラングウッドにおいて2019春季生活闘争中央討集会を開催しました。構成組織、地方連合会および関係団体などから497名(男性:417名、女性:80名)の参加を得て、第15回中央執行委員会(10月18日)において決定された2019春季生活闘争基本構想について討議を行いました。
  集会の開会にあたり主催者を代表して挨拶した神津会長は、2019春季生活闘争は2020闘争以降も見据え、「依然として縮まらない格差を是正するため、強化すべき点は何か」「春季生活闘争という賃金決定メカニズム、すなわち、成果を広く社会全体へ波及させていく営みの実効性を高めるには、どうしたらよいのか」を大きな課題として意識した闘争であると述べました。そして、賃上げは「上げ幅のみならず賃金水準の追求」「働きの価値に見合った賃金水準への到達」の取り組みを、働き方は「法律の内容を上回る労働条件を実現」の取り組みをそれぞれ展開し、その2つを実現するためには「取引の適正化」が重要であると述べました。
 連合の社会的使命、その大きな柱である春季生活闘争を闘い抜くという決意と、その春季生活闘争の波及力そのものを高める足がかりの闘争とする決意を2019春季生活闘争スローガンに込め、ともに頑張ろう、と参加者に呼びかけました。
(※主催者代表挨拶の全文は添付ファイルをご参照ください。)

 続いて、藤本一郎氏(連合総合生活開発研究所長)から「2019年度の経済の展望-2018~2019年度経済情勢報告の概要-」をテーマに基調講演をいただきました。
 その後、2019春季生活闘争基本構想に向けた委員会討議について、野中労働条件委員長、難波中小労働委員長、岸本雇用法制委員長、芳野男女平等推進委員長よりそれぞれ報告を行った後、冨田総合労働局長が提起した2019春季生活闘争基本構想にもとづき、全体会議において活発な意見交換がおこなわれました。
 
 最後に相原事務局長が「討論集会のまとめ」を提起し、集会を締めくくりました。
  ●次の時代の定義
 人類の文明が「狩猟」から始まり、「農業」「商業」「工業」と続いてきたが、これからの時代を漢字2文字でどのように定義していくのか。われわれは「労働」に価値をおいた時代として定義してもよいのではないか。
  ●2019春季生活闘争の位置づけ
 2020春季生活闘争以降を見据えて2019春季生活闘争を見直していくのであれば、「手法」が焦点なのか「理念」が焦点なのかを見極めて、われわれは議論を進めなければならない。連合・構成組織・地方連合会がそれぞれの役割の下でより重層的な闘争へ発展させていかなければならない。
  ●Action!36の取り組み
 今回の施策は社会への波及が大切である。健全で安全で働きがいのある職場をいかに実現していくのか、すべての人との対話・プロセスのクオリティを高めていくことが重要である。
  ●生産性の意味
 「生産性」の向上というワードは、労働者にさらに労働を背負わせるような意味で用いられる場合がある。しかし、生産性の向上は社会の課題解決につながる行動であり、誤った認識・運用とならないようにわれわれは取り組まなければならない。
  • 主催者として挨拶する神津会長
  • 連合総研・藤本所長による基調講演
  • 野中労働条件委員長による委員会討議の報告
  • 難波中小労働委員長による委員会討議の報告
  • 岸本雇用法制委員長による委員会討議の報告
  • 芳野男女平等推進委員長による委員会討議の報告
  • 冨田総合労働局長による基本構想の提起
  • 相原事務局長による討論集会のまとめ