連合ニュース 2017年

 
2017年07月12日
「知ってますか?36協定 働き方を見直すセミナー」を開催
セミナーの様子
 連合は、7月11日、毎日新聞東京本社「MOTTAINAI STATION(毎日メディアカフェ)」において「知ってますか?36協定 働き方を見直すセミナー」を開催し、連合や毎日メディアカフェのHPやSNS等を通じて21名が参加した。
 
 本セミナーは、長時間労働に関する問題点を共有するとともに、時間外労働にならない働き方を考え、時間外労働を行う場合に必要な36協定の正しいルールを学ぶことを目的に、「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」36協定の周知・適正な締結を中心とした長時間労働是正の取り組みの一環として開催した。
 
 冒頭、石田輝正非正規労働センター局長より、「近年、長時間労働を原因とする鬱病などの精神疾患や過労自死などが多発し社会問題となっている。『8時間は労働、8時間は休息、そして残り8時間は自分のための時間』は世界共通の考え方である。どうすれば自分らしい働き方や生活を送ることができるのかについて、本日お集まりの皆さんと一緒に考えていきたい」との挨拶を行った。
 
 続いて、千葉商科大学国際教養学部の常見陽平専任講師より、「働き方改革と、私たちの労働時間の行方」と題した講演を受けた。講演では、各種データや自身の広告代理店勤務時の経験を踏まえながら、政府が進めている働き方改革の疑問点や日本における労働時間の特徴などが紹介された。とりわけ、「日本の場合、仕事は人に対してつけられているが、近年は人員が不足しているために長時間労働が助長されている。経営者は、個々の業務や作業に対してどのくらいの時間を要したのかを正確に把握し(労働時間の見える化)、その上で業務の取捨選択や優先順位をつけるなどマネージメント力を強化することが必要である」との指摘があった。
 
 閉会にあたり、山本和代副事務局長より「長時間労働是正、労働者保護のためには36協定の周知や適正な締結が不可欠であり、連合は今後とも引き続き取り組みを強化する」との挨拶に加え、7月18日(火)~21日(金)の4日間、集中労働相談ダイヤル「知ってますか?36協定~適正な協定で長時間労働、不払い残業を解決しよう!~」を開催するとの告知を行った。

 

  • 千葉商科大学国際教養学部 常見陽平専任講師による講演