連合ニュース 2017年

 
2017年05月16日
医療・介護の連携強化と働く者の処遇改善を!
連合「安心と信頼の医療と介護」2017中央集会を都内で開催
 連合は5月13日、「安心と信頼の医療と介護」2017中央集会を都内で開催し、医療・介護の現場で働く組合員など全国から647名が参加、医療と介護の分野で働く労働者の処遇改善の必要性を確認しました。

 冒頭、逢見直人事務局長が主催者代表あいさつを行い、「全ての人が住み慣れたまちで安心して人生を全うするため、医療・介護分野の仕事は『なくてはならない』のはもちろん、地域包括ケアシステムの構築に向けて、その重要さが加速度的に増している。ところが、医療・介護の現場は慢性的かつ深刻な労働力不足に陥っている。医療・介護サービスを利用して誰もが安心して暮らせるためには、その現場で働く人が抱える働きづらさを取り除き、また同時に、働く人がもつ誇りとやりがいを、今よりもさらに感じられるような環境整備こそ、国として取り組むべき最優先の課題である」と述べました。

 続いて、沖縄県で主に在宅での看取り、終末期医療に取り組む、沖縄県立中部病院の高山義浩医師が、「病院に求められる地域包括ケアシステムとの連携~2025年をめざして~」というテーマで基調講演を行いました。

 午後は様々な職種の組合員が登壇し、パネルディスカッションを行いました。
前半は「利用者のための医療・介護連携に必要なこと  ~2018年度同時改定に向けて~」をテーマとし、医療ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、自治体職員の3名が、医療・介護の連携強化に向けた各専門職の視点での課題や、よりよい医療・介護提供体制の構築のために必要とされることなどを提起しました。

 後半は「医療・介護人材の処遇改善を! ~誰もが活き活きと働き続けるために~」をテーマとし、働く者の立場から、看護師、介護従事者がそれぞれ処遇改善の必要性を訴えました。また、実際に両親の介護を経験した家族の立場からも、医療・介護人材の社会的評価が、その重要さに対して見合っていないという点が指摘されました。

 最後に集会アピールを採択し、集会を締めくくりました。
※集会アピールは本ページ下部の添付文書参照

 集会に続き、有楽町マリオン前にて街宣行動を実施、現場で働く看護師、介護福祉士が、職員不足等により医療現場で過酷な労働が強いられていることや、介護労働者の処遇改善による人材確保が急務であることなどを訴えました。
 
  • 主催者代表あいさつに立つ連合逢見事務局長
  • 基調講演を行う沖縄県立中部病院の高山医師
  • 集会後、有楽町マリオン前にて街宣行動を実施