事務局長談話

 
2017年11月29日
北朝鮮による度重なるミサイル実験に強く抗議する談話
日本労働組合総連合会

事務局長 相原 康伸


  1. 北朝鮮は11月29日3時18分頃、2017年に入ってから14度目となる弾道ミサイルを北朝鮮西側から発射し、約53分間にわたって約1000キロメートル飛翔した後、午前4時11分頃、日本海の日本の排他的経済水域内に落下した。ミサイルによる船舶や航空機、漁業・水産関係などへの被害は確認されていないものの、国民の不安を高めるとともに、北東アジアの緊張を悪化させ、さらには全世界の平和を脅かすものであり、連合は北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射に対して強く抗議する。

  2. 今回発射されたミサイルは、報道などによると、過去最高の4,000キロをはるかに超える高度に達し、かなりの能力を持った大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の射程を有していたと考えられている。9月11日に採択された北朝鮮に関する国連安全保障理事会決議は、外交や政治による平和的な解決を強調している。連合は改めて、このようなミサイルの発射による挑発行為はもとより、核実験や弾道ミサイル計画に関するすべての行動の即時停止と、国連安保理決議の完全履行を強く求める。

  3. 連合はこの間、経済制裁や軍事的な圧力では、問題の解決につながらないことを主張してきた。日本政府に対しては、引き続き国際社会との連携を強めるとともに、北朝鮮との直接対話をはじめとするあらゆる外交努力を行うよう強く訴える。あわせて、「ミサイル実験の即時停止」「核開発の完全放棄」「日本人拉致被害者の早期解放」など、北朝鮮にかかわる諸課題を一刻も早く解決するよう、国際社会との結束した取り組みを要請する。