事務局長談話

 
2023年11月30日
米軍輸送機オスプレイの墜落事故に強く抗議する談話
日本労働組合総連合会
事務局長 清水 秀行

1.米軍輸送機オスプレイの墜落事故に強く抗議する
 11月29日午後2時47分ごろ、鹿児島県屋久島沖で米軍横田基地所属のCV22オスプレイが墜落した。報道では、同機に搭乗していた8名のうち救助された1名の死亡が確認された。哀悼の意を表するとともに、現在もなお捜索が続けられている乗組員の一刻も早い救助を求める。
 オスプレイの墜落事故は、これまで日本国内のみならず国外でも相次いで発生しており、日本国内での死傷者を伴う事故は2016年12月以来、2度目となる。今回の事故は、これまでの事故を踏まえた安全管理等の徹底が蔑ろにされた結果と言わざるを得ず、極めて遺憾であり、連合は米国政府・米軍に対し強く抗議する。

2.事故に関する徹底した原因究明を求める
 沖縄県をはじめとする米軍基地周辺地域では、米軍機の墜落や不時着、部品などの落下など事故や不具合が過去にも発生しており、地域住民は常に不安に晒され、危機感は増大し続けている。これまでも連合は、地域住民の安心と安全の確保に向け、過去に発生した事故原因の究明と再発防止の徹底を求めてきた。
 日本政府には、日本国民の生命と財産を守るため、米軍に対して今回の事故に関する原因究明と安全管理の徹底を求めるよう強く要請する。また、米国政府・米軍には、原因究明までの間の飛行停止を強く要請する。

3.連合は「在日米軍基地の整理・縮小」および「日米地位協定の抜本的な見直し」の実現をめざす
 連合は「政策・制度 要求と提言」において、オスプレイの飛行の安全性、騒音規制及び低空飛行訓練等に係わる日米合同委員会の合意事項の遵守徹底や、運用の見直しを求め続けてきた。在日米軍基地や日米地位協定をめぐる課題は、沖縄県をはじめとする米軍基地周辺地域だけでなく、すべての日本国民が共有すべき課題である。
 今後も、「在日米軍基地の整理・縮小」および「日米地位協定の抜本的な見直し」の実現に向けて、連合は全国の仲間とともに「平和行動in沖縄」などを通じて積極的かつ幅広い運動を展開していく。

以 上