連合見解

 
2023年09月28日
矢田稚子前参議院議員の総理大臣補佐官就任について
日本労働組合総連合会

 9月15日に矢田稚子前参議院議員が内閣総理大臣補佐官に就任した。本件については、矢田氏が出身の電機連合ならびに政党の役職を退任した後に、政府から所属の会社を通じて就任要請がなされた旨、当該構成組織から報告があったところである。
 そのような中にあっても連合は、これまで同様、連合として組織決定している方針や政策にもとづき、その実現に向けて毅然とした態度で政府に対応していく。
 
 また、連合は「働く者・生活者を優先する政治・政策の実現」「与野党が互いに政策で切磋琢磨する政治体制の確立に向けた、政権交代可能な二大政党的体制」をめざしている。本件に関しては一部で憶測による報道も見られるが、連合は引き続き、「連合出身議員政治懇談会」を軸に据え、連合フォーラム議員との連携をより深めながら、すべての連合構成組織ならびに地方連合会とともに「働くことを軸とする安心社会~まもる・つなぐ・創り出す~」の実現に向けて取り組む。

以 上