事務局長談話

 
2022年02月24日
ロシアのウクライナ軍事侵攻に対する談話
日本労働組合総連合会
事務局長 清水 秀行

1.国際法に反する行為を厳しく非難する
 2月24日、ロシアのプーチン大統領はウクライナに対する軍事行動の実施を表明した。報道によれば既にミサイル攻撃や陸上部隊による侵攻などが行われている模様である。ウクライナ東部地域の一方的な独立承認など一連の行為は、ウクライナの領土と主権を侵害し、紛争の平和的解決を義務付ける国際法に反するものである。連合はこの軍事侵攻を厳しく非難し、即時の作戦中止・撤退を強く求める。

2.平和と安定の回復へ国際社会の迅速な対応を
 喫緊の課題として、ウクライナ国民ならびに在留邦人の生命・財産・人権の保障とともに、政治・経済的混乱の世界的な波及を防ぐ必要がある。国連をはじめ国際社会の迅速かつ緊密な対話で地域の平和と安定の早期回復を求める。日本政府には、在留邦人の保護に万全を期すとともに、事態打開に向けた外交的役割の発揮を求める。

以 上