りきおのオピニオンスタジアム

 
2015年4月6日
第50回「選択肢」が求められている

~一人ひとりの模索と熱意、その総和こそ民主主義~

 統一地方選、前半の選挙戦が全国各地で展開されています。知事選は10と限られた数ですが、道府県議選は41ということで、多くの方々にとって身近な地方自治の代表者を選ぶ選挙です。
 気になるのは、定数内で無投票というケースが多くなっていることや、投票率の低下傾向が懸念される等の問題です。
 本来最も身近であるべきところの地方自治体の政治がどんどん無関心なものになってしまってきています。いかに「地方創生」などと叫ばれても、人々の熱意がなければ活性化など遠いことと考えざるを得ません。
 自分たちの思いを実現してくれる候補者がいるのか、あるいは、よりベターな選択肢は誰なのか?その模索を一人ひとりがするということは、何よりも大事なことだと思います。その総和こそが民主主義ということなのではないでしょうか?

~「この道」だけではない、「選択肢」が不可欠~

 集められた税金をどのように使うのか、国や自治体の行政をどのように運営するのか、それらについて国民・住民の意向を的確に把握して実行策を決定するのが政治家の役割です。そこに持っていくために、国民一人ひとりの熱意が不可欠なことは言うまでもありません。
 しかし率直に言って、昨今の選挙の状況や世論調査の動向を見る限り、かなりその気持ちがさめてしまっているのが現実ではないでしょうか。
 「お任せ民主主義」という言葉がありますが、本来民主主義は「お任せ」ではあり得ないはずです。絶対君主制であれば文字通り「お任せ」ですが・・・。
 そんなおかしなお任せ気分が横溢するなかで、様々な重要課題がスルスルっと決められてしまいそうになっています。「この道しかない」などと言われて。
 この国の危機を回避するためには、「この道」だけではない、他方の選択肢の提示が不可欠です。

 政府は、5月中旬に安全保障関係の法案を提出すると想定されています。自公の与党協議は、報道内容からすると、かなり曖昧さを残したものであり、また世論調査で顕著になっている民意の動向ともかけ離れたもののようです。
 野党筆頭の民主党は総合調査会での検討を重ねてきています。国民が再び民主党に期待を寄せることとなりうるのか否か。党として一つのまとまった考え方を提示できるか、大きな正念場を迎えていると思います。

 身近な地域のことから日本の進路に関わる問題まで、あらゆる側面で、政治への注視を強めていきましょう。

(神津)

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