りきおのオピニオンスタジアム

 
2015年1月19日
第44回歴史の一つの起点となるべし

~誰がなっても助さん格さんこそ重要~

 皆さんは漫画家の佐藤正明さんをご存知ですか?新聞等でおもに政治をテーマとした風刺画を描かれている方です。実際の漫画をご覧になれば、ああこの人かと思われるはずです。軽妙なタッチで、わさびは効いているけれど、毒々しくはない。風刺画ではあるが、刺(とげ)というよりも、ツボにはまった刺激という感じの、ときには癒しさえ感じられる作風を特徴とされています。
 先日17日には、民主党代表選を題材に取り上げた漫画に感心させられました。
 よく行楽地でみかける、人気者のキャラクターの顔だけをくり抜き、そこから頭を出して記念撮影するいわゆる顔出し看板、それが黄門様と助さん格さんの看板なのです。そしてそのすぐ脇にたたずむ長妻さん、細野さん、岡田さん。タイトルはまさに、「明日顔出しです」。
 選挙そのものを皮肉ったり、候補者同士の反目を引き出そうという記事が目立った中で、私にとってはまさに一服の清涼剤でした。

~強い期待と歴史の発展~

 さてその代表選、接戦を制して岡田さんが新代表に選出されました。早速に、挙党一致での新たな船出に強い期待が集まっていると考えます。
 黄門様(水戸光圀)の実像や、助さん(佐々木助三郎)や格さん(渥美格之進)の役割がどうであったかを詳しく知るわけではありませんが、佐藤正明さんが漫画で表現し代弁した国民の期待は、リーダー達相互の寛容さとサポート精神であると思います。そういう意味で、新生民主党の船出を、具体的な形で国民にみせていってもらいたいと思います。
 よく引き合いに出されることですが、あのイギリス労働党が厳しい低迷から再び政権を獲得するまでに18年かかりました。もちろん、私もそうですが、18年も待てないよという方々は多いと思います。しかし大事なことは、待つ待たないの問題ではありません。私たち国民がもっと踏み込んだ政治意識を持っていくことこそが重要なのであり、そのためにも、二大政党の一方の立場をしっかりと担える政党が不可欠なのです。
 日本の政治史進展の一つの起点がここにあった、といえるようになってほしい、そのために私たちも努力を惜しまない、そのことを強く訴える次第です。

(神津)

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