りきおのオピニオンスタジアム

 
2015年1月5日
第42回新たな力合わせが求められている

~信任を受けたわけではない?!~

 新しい年が始まりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて通常国会は今月の26日頃からの開会と想定されています。昨年末の解散総選挙によって政権与党は再び圧倒的な議席を確保しました。「自民党の比例の得票率は全有権者数に対して約17%程度でしかなく、例え6割の議席だからといって横暴な国会運営がなされてはたまったものではない。新聞・テレビでも信任を受けたわけではない」という伝え方も数多くあります。
 しかし錯覚してはなりません。一定のルールに基づく仕組みにおいて、間違いなく私たちは国民全体として現政権に信任を与えたのです。そのことは紛れもない事実です。この重たい現実から逃げることはできません。
 安倍政権は相変わらず雇用と労働に関わる問題を「岩盤規制」と位置付けています。しかし言うまでもなく、他の経済的規制とは異なり、雇用と労働に関わる規制は命を守るためのものであり、働く者がより活き活きと働いていくためのものです。そしてその根本的な認識の間違いが正されない限り、経済の底上げ・好循環なども夢のまた夢です。
 私たちは働く者の立場で、強まる逆風を克服し、間違いを正していかねばなりません。様々な個別の問題において、徹底的な国会対策や大衆行動・世論喚起を進め、力合わせを強めていかなければなりません。

~民主党代表選・新たな力合わせが求められている~

 民主党の代表選挙が7日の告示、18日選出の日程で行われます。
 よく聞かれるのですが、連合本部としてどなたを推すということはこれまでもありませんでしたし、今回もそれはないことについてはご理解いただきたいと思います。しかし何が大事かということを含めて、以下いくつか私見を述べておきたいと思います。
 これまでの経過からすれば三人の方々が立候補される模様です。是非良い選挙戦にしていただきたいと思います。立候補を表明された順に私の感覚で触れさせていただくならば、細野さんの明るさと発信力、岡田さんのまじめさと実行力、長妻さんの切れ味と問題摘出力、どれをとっても今後の民主党にとって不可欠の力です。これらの方々で、さすがと言われる論戦を期待したいと思います。
 党員・サポーターの方々も誰を選ぶか、正直言って悩ましいと思います。言い換えるならばそれだけ候補者の人物に恵まれているということでもあります。一人ひとりが、日頃からの思いや、今後の展望等、正面から見据えて判断することが大事だと思います。
 そして当然のことながら、候補者の生の声をよく聞くことが大事だと思います。メディアの方々には大変失礼ながら、いつもこの種の事柄の報道は、争点が勝手に作り上げられます。総選挙が終わったばかりで政策や基本的な考え方に大きな違いがあろうはずがありません。だからこそ、それぞれのリーダーシップの色合いの違いを、各候補者の実際の言葉から十分に感じ取っていくことが不可欠と考えます。
 そして最後に最大のポイントを。
 今回の代表選は、1月18日以降の新たな力合わせのための選挙戦です。新体制で党全体が一丸となっていくことがなくてはなりません。そのことではじめて、今回の代表選の本当の趣旨が貫かれるということだと思います。
 日本の歴史の流れを変える代表選です。18日の臨時党大会を心より期待します。

(神津)

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