3時間目 連合って何をしているの?

連合は労働組合のナショナル・センター!

「連合」(日本労働組合総連合会)は、1989年に結成された、日本のナショナル・センターです。ナショナル・センターとは、業種をこえ、たくさんの労働組合が全国から集まってできた団体のこと。現在約700万人の仲間がおり、みんなの雇用と暮らしを守る取り組みを進めています。

こんな取り組みをしています

1 労働・賃金・雇用問題について

労働条件や処遇の改善など、すべての働く人を守るための取り組みを行っています。具体的には、最低賃金の引き上げや労働時間について、雇用・労働に関する法律の改善、非正規の処遇改善に取り組んでいます。

2 働く人のくらし・生活を守る

よりよく働くためには、仕事以外の生活の安定も不可欠です。連合は、暮らしやすい社会をめざし、社会保障(医療、介護、年金)、子育て、教育、税制、環境問題などについて取り組んでいます。

3 男女平等(女性の活躍)の推進

男女間の賃金格差をなくすための運動や、妊娠・出産をしても働き続けられる環境の整備や、マタハラ、セクハラをなくすための運動など、男女が共に能力や個性を発揮できる「男女平等参画社会」の実現をめざしています。

4 平和運動や人権問題について

安心して暮らし、働くためには、「社会が平和で安定していること」が大前提です。平和運動や自然災害支援への取り組みを通じ、“絆づくり”を進めています。

5 世界の労働問題について

世界の労働組合組織と共に、国際的な労働基準の遵守に向けた取り組みや、世界の貧困、人権、平和などの国内だけでは解決できない課題にも力を注いでいます。

TOPへ