高齢化が進む離島においては、地域の自然を守ることに苦労をしている状況から、地域の住民と協働し、豊かな自然をきれいに整備した状態で次代に引き継ぐことを目的におこなった清掃活動
下関支部(支部長:泉川 信二)は2020年11月1日(日)、下関市の沖合4キロに浮かぶ「六連島」にある灯台の周辺で草刈りやゴミ拾いなどの清掃活動をおこないました。六連島は、20年前には島民は200名以上いたみたいですが、現在は100人を大きく割っていて過疎化が一層進んでいる離島の一つとなっています。島民の悩みの一つに、地域のシンボルの「六連島灯台」周辺が整備されずに荒れていることがあげられていました。一方で、私たちの組織では「地域に顔の見える活動」として地域住民と協働しておこなう活動を計画していました。島民からの悩みを聞き取ったJP労組組織内議員からの連絡と支部での活動計画を進めているタイミングが重なったこともあり、組織内で議論した結果、コロナ禍でもおこなえる活動と判断し、早速、日程を決め参加者を募集しました。活動場所の「六連島」に行くためには、定期船で20分程かかり、下関市在住の組合員でもあまり訪問する機会がないためなのか、参加者の中には子供さんを連れて家族で参加された方もいました。当日は晴天にも恵まれ、約90分の時間で清掃活動をおこないたくさん汗もかきましたが、海上に浮かぶ島特有の心地よい風が時折吹き、清掃活動の疲れを汗と一緒に拭ってくれました。
JP労組中国地方本部
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