• 宮城県

2021.01.12

「子どもの村東北」の運営

特定非営利活動法人子どもの村東北
分野
教育・子育てを応援

活動目的・内容

活動目的

国際NGO SOS子どもの村の理念に基づき、震災孤児をはじめ当該地区の社会的養護が必要な子どもを対象に、子どもの村の中で育親(里親)による家庭養育を実践し、里親養育における新たなモデルづくりを行う。さらに、施設養護から家庭養護へ移行が進み始めた日本において、里親委託の促進及び里親委託時における不調防止、里親の養育スキルアップの講座を実施するなどの様々な事業を行うことを目的とする。

活動内容

「すべての子どもに愛ある家庭を」をスローガンに、世界135の国と地域で活動する国際NGO SOS子どもの村インターナショナルの理念のもと、2010年に開村した日本初のSOS子どもの村「子どもの村福岡」を運営する特定非営利活動法人SOS子どもの村JAPAN(福岡市)の支援を受けて、東日本大震災後の2012年6月にNPO法人を設立し、日本で2つ目となる子どもの村となる「子どもの村東北」の建設に臨んだ。国内外からの多くの支援を受け2014年12月に悲願の「子どもの村東北」を開村させた。子どもの村は、虐待や貧困、育児放棄をはじめ様々な事情で家族と暮らせないすべての子どもたちを対象にすることに加え、地域独特の課題にも向き合うことから、震災後においては震災孤児受入や震災孤児を養育する方々の支援もミッションとした。子どもの村で暮らす子どもは、児童相談所から村で暮らす育親(里親)に里親委託を受け養育を行う。子どもの村での養育は、里親が孤立することがないように、村長やスタッフ、専門家サポートチームのサポートが常時提供されるチーム養育が特徴である。このモデルは、国内では「子どもの村福岡」と「子どもの村東北」の2つしかない新たなモデルである。里子の養育には育親(里親)が重要な役割を果たすが、その育親(里親)の心身と子育てをいかにサポートするかで、里子の安心安全な暮らしに大きな影響がある。経験と感に頼った養育ではなく、専門家の知見を受け入れ、小さな地域(子どもの村)コミュニティーとして、チームで子どもと育親(里親)に寄添うことを実践している。この里親をチームでサポートする仕組みは国内法では支援の対象とならない新しい取り組みのため、多くの個人、企業・団体からの寄付や助成金によって運営がなされている。この新たな取り組みを通し、里親委託後の不調を防ぐことを目指したり、里親制度の普及や里親の養育スキルアップのための各種教育プログラムなどを実践すると共に、この事業を永続的に行うことで、海外に大きく後れを取っている里親委託率の向上に貢献したいと考え事業を継続させている。

このプロジェクトの

団体情報

特定非営利活動法人子どもの村東北

宮城県仙台市太白区茂庭台2丁目16-9-1

  • TEL: 022-281-8837
  • 推薦組織: 情報労連

SDGs GOALS

近隣の情報から探す

同じ分野から探す


メニュー
ゆにふぁんとは?
能登半島地震 被災地支援
連合緊急アクション
地域から探す
キーワードから探す