連合ニュース 2026年

 
2026年01月29日
「男性リーダー養成講座」を開催!
~全国各地の様々な産業・地域の職場から44名が参加しました~
参加者のみなさん
  1月23日(金)~24日(土)の2日間で、「男性リーダー養成講座」を開催し、構成組織・地方連合会・単組から44名の男性組合役員・男性組合員が参加しました。

 冒頭の主催者挨拶において、林副事務局長は「ジェンダー平等は女性だけの問題ではなく、男性こそが解決すべき課題であるという心構えを持ってほしい」と述べました。続けて「男性リーダーに求められるもの」と題し、男女間賃金格差やジェンダー・ギャップ指数などのデータを用い、自身の経験談も交えながら各課題を説明し、今後取り組むことができる事項について具体例を示しました。最後に、「男性自身がジェンダー平等について語れるようになることが重要である。まずは自ら実践していくことが大切だ」と締めくくりました。
 
 次に、「男女ともに活躍できる組合づくり」と題して、株式会社ソラーレの東浩司代表より、アイスブレイクやグループワークを取り入れながらジェンダー平等、アンコンシャス・バイアス、心理的安全性の高め方などについて講義いただきました。最後に、ワールドカフェ方式で、ジェンダー平等に関連して労働組合が取り組んでいることなどを討議し、参加者同士の交流を深めました。講義全体を通じて、女性が参画しやすい組合の雰囲気づくり、より良い組合づくりについて一人ひとりが意識を高める機会となりました。
 
 2日目は、「労働組合におけるジェンダー平等」と題して立教大学経済学部の首藤若菜教授に講義いただきました。統計的差別について、数値を鵜呑みにするのではなく、その数値が示す背景まで確認することの重要性が強調されました。また、合理的な格差と不合理な格差の線引きは、社会制度やルールによって変わるものであり、その決定過程に多様な人材が参画することが重要であることを学びました。さらに労働組合で女性参画が進まない理由や女性に対する配慮や思いやりが結果として女性を排除し、女性のチャンスを奪っていることや意欲は「育てるもの」であること、ルールを見直すことの重要性などの講義を受け、視野を広げました。
 
 最後に、畠山総合局長が、男性リーダー養成講座のこれまでの経緯に触れたうえで、「以前と比較し、着実にジェンダー平等が進んできていることを実感している。自分ごととして考える男性が増えてきた」と述べました。最後に、「女性がトップに立つことに、決まった形や『こうでなければならない』というあり方はない。それぞれの組織や状況に応じたリーダー像をめざすことが重要。身近なところから運動を進める意識を持ち帰ってほしい」とまとめ、閉会しました。
 
以 上

 
  • グループワークの様子
  • 東浩司(株)ソラーレ代表取締役による講義
  • 首藤若菜立教大学教授による講義
  • 基調講演の様子