会場全景
7月31日、都内で「2025国際協同組合年記念シンポジウム」を、連合、労働者福祉中央協議会、全国労働金庫協会、こくみん共済 coopの4団体にて共催し、会場とオンラインを合わせて300名超が参加しました。
本シンポジウムは、国連が2025年を「国際協同組合年(IYC2025)」と定めたことを踏まえ、労働者自主福祉運動など労働組合と協同組合の連携の意義を改めて社会に発信することなどを目的に開催したものです。
冒頭でそれぞれの団体の成り立ちや活動、協同組合と労働組合の連携の重要性などを確認するオープニング動画を上映しました。続くパネルディスカッションでは、コーディネーターとして杉本貴志氏(関西大学商学部教授)、パネリストとして丹後真一氏(日本協同組合連携機構 IYCプロジェクトチームマネージャー)、山口郁子氏(全国労働金庫協会 政策調査部 事業創造ディレクター)、上杉雄太氏(労済労連 中央執行委員長)の4名にご登壇いただき、「労働組合と協同組合の連携に向けて」をテーマに議論いただきました。杉本氏から、協同組合の意義や認知状況などについて基調提起いただいた後、パネリストを交え、各団体の活動内容、地域社会における課題解決に向けた対応、協同組合・労働組合のさらなる連携に向けた課題と対応などについて提起、意見交換いただきました。