連合（日本労働組合総連合会）

　連合は、6 月11 日（水）にＮＰＯ法人 ｍネット･民法改正情報ネットワークとともに「選択的夫婦別姓制度」実現を求める請願署名(衆議院議長宛・参議院議長宛合計約63万筆)を、各党(立憲民主党、国民民主党、公明党、社会民主党、参議院会派「沖縄の風」)を通じて、衆議院議長および参議院議長に提出しました。
 
　各党に対し、連合の井上副事務局長は「必ず今国会で選択的夫婦別姓制度を実現するのだという思いを込めて、請願署名に取り組んできた。是非、今国会での実現をお願いしたい」と述べました。
ｍネットの坂本代表は「故・市川房枝参院議員が紹介議員になり、選択的夫婦別氏制度の請願を始めた1975年から50年間で最多となる署名が集まった。手書きの署名がこんなに多く集まるのは異例のこと。しかしながら、50年もの間同じ請願を出すことは本来あってはならない。これを最後の署名として早急に実現してほしい」と述べました。
 
[請願署名提出に対する各党からのコメント]
【国民民主党】皆さんと思いは同じだ。何とか早く選択的夫婦別姓制度を実現したいと考えている。
【公明党】衆参合わせ約63万筆という重みをしっかりと受け止め、実現に向けて取り組んでいきたい。
【立憲民主党】たくさんの思いが詰まった署名を受け取った。個人の尊厳と両性の本質的平等の問題があるにもかかわらず、未だに選択的夫婦別姓制度が実現できていない。力を合わせて共に頑張りましょう。
【社会民主党】署名を書いていただいた皆さん、署名を取りまとめた連合やｍネットに感謝申し上げる。連合が1980年代から選択的夫婦別姓制度に精力的に取り組んできていることは承知している。この請願をしっかり受け止めて、今国会での成立を求めていきたい。
【沖縄の風】9年前の結党当初から、選択的夫婦別姓制度実現に向けて応援をし、取り組んできた。是非実現に向けて頑張りましょう。