東京駅前(丸の内オアゾ側)で街頭アピール行動
5月27日、連合は2025春季生活闘争「連合アクション」の一環として、賃上げを全国の中小組合にまで波及させ、組合づくりや地域別最低賃金の引き上げにつなげるべく、東京駅前にて街頭アピール行動を行いました。
街頭アピール行動には、地方連合会代表者44名が全国から結集しました。このうち9名が地域ブロック代表の弁士として、街宣車の上から各地域の状況を交え、賃上げの重要性や春季生活闘争の意義、格差是正、価格転嫁・適正取引、労働組合の必要性などを訴えたほか、各代表者はチラシやポケットティッシュ、スポンジなどを配りながら、街ゆく人に直接、連合の取り組みをアピールしました。
弁士は以下の10名が務めました。
弁士① 須間 等 連合北海道会長【北海道ブロック】
弁士② 伊藤 裕一 連合岩手会長【東北ブロック】
弁士③ 斉藤 千秋 連合東京会長【関東ブロック】
弁士④ 番条 喜芳 連合三重会長【東海ブロック】
弁士⑤ 小林 俊夫 連合新潟会長【北陸ブロック】
弁士⑥ 那須 健 連合兵庫会長【近畿ブロック】
弁士⑦ 大野 真人 連合広島会長【中国ブロック】
弁士⑧ 池澤 研吉 連合高知会長【四国ブロック】
弁士⑨ 豊福 明子 連合福岡副事務局長【九州ブロック】
弁士⑩ 芳野 友子 連合会長
最後に、主催者を代表してあいさつに立った芳野友子会長は、「中小・小規模組合の交渉は今がヤマ場。賃上げは昨年33年ぶりに5%台の高水準を実現したが、今年はそれをさらに上回っている状況。一方、大手と中小企業間の格差は縮小しておらず、中小・小規模事業所の賃上げ、規模間格差の是正には、適切な価格転嫁と適正取引が重要。また、労働組合があるからこそ、賃上げを要求・交渉でき、処遇改善につなげられる。実際、組合がある企業の方がない企業よりも、賃上げ率・額ともに高いという調査結果も出ている。組合づくり・仲間づくりは今年の春季生活闘争の柱。私たちと一緒に労働組合をつくり、処遇改善しましょう。そして、よりよい社会・よりよい未来をつくっていきましょう!」と訴え、街頭アピールを締めくくりました。