5月9日、「男女共同参画会議有識者議員との懇談会」が中央合同庁舎8号館8階特別大会議室で開催され、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2025(女性版骨太の方針2025)の策定に向けて」「新たな『女性デジタル人材育成プラン』の策定に向けて」を議題に議論が行われました。三原内閣府特命大臣(男女共同参画)は、開会に際し、「女性が誰でもどこでも自分らしく輝ける日本を実現していきたい」と述べました。その後、議題に関し内閣府から説明を受け、議論しました。
連合の芳野会長は欠席のため意見書を提出し、「女性に選ばれる地方」を実現するには、「仕事の創出」「職場づくり」だけでなく、家族間・社会における慣習や慣行の見直しを含め、固定的性別役割分担意識の払拭に取り組むべきことや「女性の起業支援」にはハラスメント対策が不可欠であることを指摘しました。また、会計年度任用職員の雇用の安定と処遇の改善、企業における女性活躍推進に向け女性役員を社内から登用していくこと、防災、復興に関する意思決定の場などへの女性参画の強化などの必要性、選択的夫婦別氏制度の導入を女性版骨太方針に盛り込むべきことなどを指摘しました。
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