提供 ブラジル政府 Foto: Ricardo Stuckert / PR
3月26日、芳野会長は国賓として来日したブラジルのルーラ大統領と都内で会談しました。
ルーラ大統領は、ブラジルの労働組合運動を長年牽引し、金属労働組合の委員長などを歴任した後、ナショナルセンターであるブラジル中央統一労働組合(CUT)の設立にも大きく貢献されました。また、労働者党(PT)を設立して政界に進出、労働者の権利擁護と社会正義の追求に尽力されています。
芳野会長とルーラ大統領は、昨年12月にITUC(国際労働組合総連合)の執行委員会がブラジルの首都ブラジリアで開催された際にも面会しています。その中でルーラ大統領から今回の来日時に再度面会したい旨の要望があり、今回の会談が実現したものです。
会談では、芳野会長から春季生活闘争をはじめとする日本の労働情勢について共有した一方、ルーラ大統領からは、ブラジルにおける労働者の権利向上の取り組みや11月にブラジル・ベレンで開催されるCOP30の準備状況などについて説明がありました。