連合ニュース 2025年

 
2025年02月26日
衆議院予算委員会にて公聴会が開催
ー 連合より清水事務局長が意見陳述 ー
意見陳述を行う清水事務局長
2月25日、衆議院予算委員会で令和7年度予算に関する中央公聴会が行われ、連合から清水事務局長が公述人として出席しました。働く者の立場から、連合がめざす「働くことを軸とする安心社会」の実現に必要な施策について、以下の観点から意見陳述を行いました。





1.総論
-現下の経済・社会の課題
-2025春季生活闘争(企業規模間・雇用形態間格差の是正、適正取引の実現)
 
2.「公平・連帯・納得」の税制改正の実現
-給付付き税額控除の仕組みの構築(低所得者の負担軽減)
-燃料課税の当分の間税率の廃止
 
3.災害からの復興・再生と防災・減災対策の充実
-災害被災地の再建に向けた支援の強化(住居の確保)
-防災・減災対策(女性や子どもへの被害防止)
 
4.すべての世代が安心できる社会保障制度の確立
-年金制度改革
-医師の偏在対策(医療法改正)
-社会保障サービス(医療、介護、保育)を担う人材のさらなる処遇改善
 
5.雇用の安定と公正労働条件の確保
-労働安全衛生法改正とILO155号条約の早期批准
-譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律案の課題
 
6.教育機会の均等実現と教育の質的向上
-給特法改正(教職調整額の早期見直しと長時間労働是正の実効性確保)
-大学等の修学支援法改正の見直し
-学校給食費の無償化の早期実現
 
7.産業構造変化への対応
-脱炭素社会実現に向けた「公正な移行」の実現とGX推進法および資源法の成立
 
8.持続可能で包摂的な社会の実現
-労働施策総合推進法(あらゆるハラスメントの防止)
-選択的夫婦別氏制度の早期実現
-差別の撤廃(国連女性差別撤廃委員会への日本政府の拠出停止とILO第111号条約の
       批准)
以 上