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連合は10月1日、オンラインで「患者本位の医療を確立する連絡会」を開催し、構成組織・地方連合会ほか、20名が参加しました。
「患者本位の医療を確立する連絡会」は、患者本位の医療、良質な医療サービスの確立と安定した医療保険制度に改革するため、患者の立場に立って活動しているNPO団体等と連合が連携し、2005年1月4日に結成されました。連合は2004年の中医協委員による収賄事件の反省に立ち、患者一般の声を適切に反映するため、本連絡会委員を中医協委員として推薦し、診療報酬改定の議論に参加していただいています。
冒頭、司会から連絡会の発足経緯について説明後、出産(正常分娩)の保険適用の導入を含めた妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策などに向けた議論に関して、連合から対応や厚生労働省における検討会の議論状況などについて報告しました。次いで、「医療情報の公開・開示を求める市民の会」代表世話人の勝村久司さん(元中医協委員)から、産科医療の課題などについて問題提起をいただき、意見交換を行いました。
また、HPVワクチン薬害訴訟名古屋弁護団代表を務める弁護士の堀康司さんから、HPVワクチン薬害訴訟の現況、接種勧奨再開後の状況や問題点などについて報告いただきました。
最後に、佐保総合局長が「今後も定期的に連絡会を開催し、患者の声を踏まえつつ審議会等に対応していきたい」と締めくくりました。
以 上