芳野会長と松田・羽咋市社会福祉協議会会長
6月12日、芳野会長、連合石川・小水事務局長、南副事務局長が羽咋市社会福祉協議会を訪問し、松田会長に子ども用防災ヘルメットを手渡しました。
子ども用防災ヘルメットの贈呈は、「『令和6年能登半島地震』女性・子どもプロジェクト」の一環として取り組んだものです。
この「女性・子どもプロジェクト」は、被災地における女性・子どもなど、被災地において弱い立場に置かれている被災者に寄り添った活動をすることを目的に立ち上げました。第5回中央執行委員会(2024.2.22)において、基本的な考え方および当面の対応を確認し、現地やオンラインにて、地方連合会や自治体、関係NPO、専門家などとの意見交換を行っています。
この中で、放課後教育を専門とし、発災後は被災地における子どもの居場所づくりを関係NPOと連携している支援者を通じて、発災後も余震が続いていることから、子ども達が放課後を過ごす場所の一つである放課後児童クラブに子ども用防災ヘルメットを常設しておけないかとの声をいただきました。こうした声を受け、連合として、放課後児童クラブで活用いただくべく、羽咋市をはじめとする市町(能登町・志賀町・輪島市・珠洲市・穴水町・羽咋市・中能登町・宝達志水町)に折りたたみ式の子ども用防災ヘルメットをお贈りすることとしました。
羽咋市社会福祉協議会は、羽咋市より委託を受け、市内のクラブを運営しています。
芳野会長は連合救援ボランティアに触れた上で、女性・子どもプロジェクトの趣旨を説明し、子ども用防災ヘルメットをお渡ししました。
松田会長からは、「余震が続く中、この地域は地震が起こるようなさまざまな断層があり、今後どのような地震が起きるか分からない。不安な状況が続いている。そのようなときに、子ども達の安全な避難のための防災ヘルメットをお贈りいただけたことは大変ありがたい。こうした支援に気づいていただき、子ども達にとっても心の拠り所になる。保護者も職員一同も大変喜んでいる。これからもこうした取り組みを進めていただきたい」と謝意が述べられました。
その後、発災後の羽咋市の状況等につき、意見交換を行いました。
なお、上記市町には、フード連合のご協力のもと、お菓子もお送りしています。各市町より、放課後児童クラブにお配りいただきました。
以 上