2021年3月8日、国際労働組合総連合(ITUC)はミャンマーの労働組合の軍事クーデターへの抗議ストライキに全面的な支持と連帯を表明した。
ITUCのシャラン・バロー書記長は以下のように述べている。
「私たちはミャンマーの人々とともに、軍事政権による殺人的な独裁政治を終わらせ、民主化への道を歩む国を回復させるという決意のもとに立ち上がる。私たちは国際社会全体に対し、彼らと共に立ちあがり、将軍たちとのあらゆる協力や便宜を図ること、そして軍との深刻なビジネス上のつながりを終わらせること求める。国全体の暴力的な弾圧から利益を得ようとしている政権の擁護者は、法的・経済的な結果に直面しなければならない。」
ミャンマーの現在の状況:
軍の命令で多くの人たちが殺害されたにもかかわらず、労働者や全国民の抵抗は依然として強い。最近の軍事戦術としては、負傷した抗議者が治療を受けることを阻止するための病院の暴力的占拠や、大学の乗っ取りなどが挙げられる。
連合は、国際労働組合総連合と連携し、引き続きミャンマーの民政移管の実現に向け尽力していく。
<ご参考>
ITUCのプレスリリース(英語):
Myanmar: Unions call extended national work stoppage
ミャンマー労働組合共同声明(英語):
Myanmar Labor Organizations Joint Call for Extended Nationwide Work-Stoppage to Save Our Democracy