連合ニュース 2021年

 
2021年02月04日
国際労働組合総連合-アジア太平洋地域組織(ITUC-AP)がアウン・サン・スー・チー氏の釈放と民主主義の回復を求める意見を表明

国際労働組合総連合-アジア太平洋地域組織(ITUC-AP)は、アウン・サン・スー・チー国家顧問と他の政治指導者の拘束、および1年間の非常事態下でのすべての立法権、執行権、司法権の軍への移管が宣言されたことに、深い懸念を表明した。

 

ITUC-APの吉田昌哉書記長は、次のように述べている。

「これは民主主義に対する暴挙であり、2020年11月の国民民主連盟(NLD)の地滑り的な選挙勝利を無効にし、民主主義への移行が始まったばかりのこの国にとっては逆行である。私たちは軍の指導者に対し、法の支配と人権を尊重し、不法に拘束されているすべての人々を直ちに解放し、11月の選挙で表明されたミャンマーの人々の意志を尊重することを求める。ITUC-APは、ミャンマーの人々とその労働組合運動と連帯して、同国の民主主義を守り、回復するために立ち上がる。」
 

ITUC-APはアウン・サン・スー・チー氏の釈放と民主主義の回復を求める(英語原文)